【天皇賞(春)】枠順確定 キズナは7枠13番から盾獲りへ!

キズナ

骨折明け3走目のキズナ。ダービー馬のプライドを胸に完全復活となるか

5月3日(日)、3回京都4日目に行われる第151回 天皇賞(春)(G1)(4歳上 国際 指定 定量 芝3200m)の枠順が確定した。

2013年のダービー馬で同年秋の凱旋門賞でも4着。現役屈指の人気を誇るキズナは7枠13番からの出走。昨春の天皇賞4着後に骨折が判明。秋を棒に振り、復活を期した今年の京都記念が3着、前走の大阪杯も2着ともどかしい競馬が続いている。この秋には再びフランス遠征を予定しており、もうひとつ大きな勲章を手にしておきたい。

3度目の天皇賞挑戦となるゴールドシップは最内1枠1番。菊花賞を勝ち、阪神大賞典を3連覇している豊富なスタミナを誇る馬だが、高速馬場が舞台となるこのレースでは5、7着と苦戦を強いられている。今回コンビを組むのは昨年の凱旋門賞以来となる横山典弘騎手。『ノリマジック』で悲願のタイトル奪取となるか。

一方、日経新春杯、日経賞とG2を連勝中の上がり馬アドマイヤデウスは大外8枠17番からのスタート。前走の日経賞では昨春の天皇賞上位馬をアッサリと一蹴。母系から引き継いだ無尽蔵のスタミナを武器に天皇盾へ挑む。

8枠16番ウインバリアシオンもゴールドシップと同じ3度目の天皇賞挑戦。過去2回は3着、2着。他にダービー、菊花賞、有馬記念で2着があって、G1では悔し涙を飲み続けてきた。今年限りでの引退がほぼ決まっていて、残された時間はわずか。この馬こそ『悲願の~』という言葉がふさわしいかもしれない。

昨年の菊花賞2着馬サウンズオブアースは8枠15番。4歳馬は3頭が出走するが、クラシック3冠で掲示板に載ったのはこの馬だけ。世代代表としての走りにも注目される。

なお、このレースを2連覇していたフェノーメノは脚部不安のため水曜日に出走回避を表明。戦わずして3連覇の夢が幻となったのは残念な限り。2008年以来となるフルゲート割れの17頭立てとなった。

馬券は1日(金)よりウインズ後楽園・ウインズ難波・ウインズ梅田にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、騎手)の順に表記

1-1 ゴールドシップ 58
(牡6、栗東・須貝尚、横山典)

1-2 カレンミロティック 58
(セ7、栗東・平田、蛯名)

2-3 ネオブラックダイヤ 58
(牡7、美浦・鹿戸雄、秋山)

2-4 ラストインパクト 58
(牡5、栗東・松田博、川田)

3-5 タマモベストプレイ 58
(牡5、栗東・南井、津村)

3-6 ホッコーブレーヴ 58
(牡7、美浦・松永康、幸)

4-7 トーセンアルニカ 56
(牝5、美浦・木村、池添)

4-8 スズカデヴィアス 58
(牡4、栗東・橋田、藤岡佑)

5-9 クリールカイザー 58
(牡6、美浦・相沢、田辺)

5-10 ラブリーデイ 58
(牡5、栗東・池江寿、C.ルメール)

6-11 フーラブライド 56
(牝6、栗東・木原、酒井学)

6-12 デニムアンドルビー 56
(牝5、栗東・池江寿、浜中)

7-13 キズナ 58
(牡5、栗東・佐々晶、武豊)

7-14 フェイムゲーム 58
(牡5、美浦・宗像、北村宏)

8-15 サウンズオブアース 58
(牡4、栗東・藤岡健、内田博)

8-16 ウインバリアシオン 58
(牡7、栗東・松永昌、福永)

8-17 アドマイヤデウス 58
(牡4、栗東・橋田、岩田)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。