アルビアーノ4連勝ならず2着 柴山「よく頑張ってくれた」

【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性！

提供：重賞トレンドジャッジ
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●5月10日(日) 2回東京6日目11R 第20回 NHKマイルC(G1)(芝1600m)

3戦無敗の牝馬アルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)とのコンビで挑んだ柴山雄一騎手だったが、直線で抜け出すも、最後は勝ち馬に捕まり2着。人馬ともにG1制覇の夢はゴール目前で潰えた。

スタートを切ると、内枠の馬を先に行かせて番手を追走する形。「もともとは逃げるつもりでしたが、調教で教えてくれているから、控えても問題なかった」とジョッキーは振り返ったが、直線を向くと満を持して先頭へ。一時は後続を引き離すシーンもあったが、最後はクラリティスカイの強襲に屈した。

「いったんはやったと思いましたけどね。それでも、落ち着きがあって、今の段階ではよく頑張ってくれています。牝馬なのに精神力が強いですよ」と鞍上はパートナーを改めて称えたが、自身も目標としていたG1タイトルに届かず、無念さを滲ませた。

一方の木村哲也調教師は「結果に対しては僕の力が足りなかったです。馬はこういう場所でもどっしりしていて、頼もしい限りでした。今後は休ませてあげたいところですが、状態を見てから相談したいです」と見通しを語った。次走の具体的なプランは不明も、同世代の牡馬相手にもヒケをとらぬ走りをみせたことで、注目度は更に高まるところ。デビューからの連勝は止まったとはいえ、マイル戦線に新星誕生の息吹を感じさせた。