波乱の立役者!最低人気3着ミナレット「自分の競馬ができた」

●5月17日(日) 2回東京8日目11R 第10回 ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)

2着 ケイアイエレガント(吉田豊騎手)
「ハナにいければいこうと思っていましたが、ミナレットが離して逃げていましたからね。こちらも逃げているような展開になりました。もともとタメて逃げるよりも、自分のペースでいって、相手が構えてくれるような展開がベストの馬。4角ではいけるかな、と思ったのですが、最後の最後に左手前に替えて、脚が上がりましたね。尾形先生にもG1を、と思っていましたし、残念です。自分の競馬はできたのですが……」

3着 ミナレット(江田照騎手)
「自分の競馬ができた。うまくいったと思うよ。ノーマークで行けたからね。坂を上がってからもよく我慢していた」

4着 レッドリヴェール(C.ルメール騎手)
「いいスタートを切れたし道中はリラックスできていた。ペースも良かった。直線は伸び切れなかったけど、まだ4歳だからね。いいレースができたし、次はもっと良くなるよ」

5着 カフェブリリアント(福永騎手)
「流れには乗れました。直線も勝ち馬のすぐ後ろにいたんだけどね。でも、縦長でキツい展開の中で最後まで伸びている。徐々に力を付けてきた馬だし、G1でも健闘できた。まだまだこれからだよ」

6着 ヌーヴォレコルト(岩田騎手)
「結果的に3、4番手に付けられていたら良かった。勝ち馬の後ろにいたが、反応が一息だった。馬は良かったと思うし、ハミ掛かりが良い馬だからマイルも対応できるはずなんだけど」

7着 ディアデラマドレ(藤岡康騎手)
「中間にゲート練習をした効果があり、駐立に問題はなかったです。ただ、すぐに置かれてしまいました。最後も脚は使っているのですが、苦しい展開でしたし時計も速かった。結果を出せず申し訳なく思います」

8着 ショウナンパンドラ(浜中騎手)
「スタートは出ましたが、二の脚が付かなかった。枠順もあって前へ行けなかったですね。展開が向きませんでした。力比べというより、器用さが生きる形になれば勝負できる馬です」

10着 スマートレイアー(武豊騎手)
「折り合いは付いたけど、思ったほど伸びなかったね」

11着 リトルゲルダ(M.デムーロ騎手)
「ずっと手応えは楽でした。でもこの距離は長い。2ハロンくらい短くないと」

12着 スイートサルサ(田中勝騎手)
「レースの形は良かったけど、伸び負けした。さすがにG1は甘くないね」

13着 バウンスシャッセ(北村宏騎手)
「レース前の雰囲気はいつもどおり。スタートもスムーズだった。終いの脚を引き出すために、ポジションにはこだわらずリズム重視で運んだよ。ただ、結果的に前残り。敗因はマイルなのか、流れなのか……。それにしても末脚は不発だった」

14着 ベルルミエール(川島騎手)
「流れが向きませんでした。団子状からの決め手比べになり、渋太さを生かせなかったですね」

15着 アルマディヴァン(勝浦騎手)
「思ったとおりにポジションを取れず、展開が向かなかった。最後は伸びているし、改めてやれる手応えは掴めましたよ」

16着 タガノエトワール(川田騎手)
「スムーズな競馬はできたのですが、疲れがあるのかもしれないですね」

17着 メイショウマンボ(武幸騎手)
「前にも出していこうとしているのですが、進んでいってくれませんでした。体調は悪くないですし、精神的なものだと思います」

ヴィクトリアマイル

大逃げに持ち込み3着と大健闘 ミナレット