【平安S】フェブラリーS2着 インカンテーションが鮮やか逃走V

【マイルCS】本番でこそ真価を発揮する馬も？持続力血統にも注目！

提供：重賞トレンドジャッジ
5月23日(土)、3回京都9日目11Rで第22回平安S(G3)(ダ1900m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の4番人気・インカンテーション(牡5、栗東・羽月厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.1(良)。

2着には1馬身3/4差で3番人気・クリノスターオー(牡5、栗東・高橋忠厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・ローマンレジェンド(牡7、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアジアエクスプレス(牡4、美浦・手塚厩舎)は5着に敗れた。

クリノスターオー、アジアエクスプレスが先手をうかがうもペースが緩んだところで最内からインカンテーションが一気にハナへ。馬群が凝縮した状態でレースが進み、向こう正面ではタガノゴールドが一気にポジションを押し上げ、ローマンレジェンドは好位の後ろ、ナムラビクターはそれを見るように中団を追走する。
インカンテーション、クリノスターオー、アジアエクスプレスが並んで直線に入り、人気どころの追い比べとなるが、内で脚を溜めていたインカンテーションがもうひと伸び。クリノスターオーも懸命に追うも差は詰まらず、そのままゴール。3着にはアジアエクスプレスを振り切ったローマンレジェンドが入った。

勝ったインカンテーションは3年連続の重賞制覇。ここはフェブラリーS2着以来の実戦となったが、前走に続いて2度目のコンビとなる内田博幸騎手が逃げの手に出る好騎乗で後続を完封。悲願のG1獲りに向けて弾みの付く勝利を挙げた。

馬主は有限会社ターフ・スポート、生産者は浦河町の谷川牧場。馬名の意味由来は「呪文、呪術。父名より連想」。

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インカンテーション
(牡5、栗東・羽月厩舎)
父：シニスターミニスター
母：オリジナルスピン
母父：Machiavellian
通算成績：22戦8勝
重賞勝利：
15年平安S(G3)
14年みやこS(G3)
13年レパードS(G3)

インカンテーション

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