エーシン2頭を従えて12番人気プランスペスカがV…グリーンS

6月27日(土)、3回阪神7日目11RでグリーンS(芝2400m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の12番人気・プランスペスカ(牡5、栗東・松永昌厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:29.0(稍重)。

2着にはクビ差で5番人気・エーシンハクリュー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)、3着にはハナ差で7番人気・エーシングングン(牡6、栗東・田所秀厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエーティータラント(牡5、栗東・木原厩舎)は10着に敗れた。

内から叩いてタガノレイヨネがハナを奪取。1番人気のエーティータラントが番手に付け、アロヒラニ、メジャープレゼンス、サムソンズプライド、アドマイヤケルソらが続く。向こう正面半ばでは縦長の展開となったが、残り800mを過ぎて一気に馬群が凝縮する。
直線に入るとタガノレイヨネとエーティータラントの2頭が再び突き放しにかかるが、プランスペスカ、エーシンハクリュー、アドマイヤケルソが襲いかかり、更にエーシングングンも加わっての叩き合いとなったが、大外のプランスペスカがクビ差抜け出して最先着。ハクリュー、グングンの『エーシン』2頭を内に従えて2戦連続12着から鮮やかな変わり身を見せた。
なお、武豊騎手の2ケタ人気での勝利は2012年7月以来およそ3年ぶり。12番人気での勝利は1987年のデビューから初めてで、最も人気薄の勝利となった。

勝ったプランスペスカは兄に交流重賞のさきたま杯で2着に入ったトキノエクセレントがいる血統。今年に入って500万、1000万を連勝して準オープンに昇級。その後の2戦は大きく崩れたが、3戦目でガラリ一変。武豊騎手とのコンビは4戦3勝となり、オープンでの走りも注目される。

馬主は山田信太郎氏、生産者は浦河町の三嶋牧場。馬名の意味由来は「王子(仏)+冠名」。

グリーンSの結果・払戻金はコチラ⇒

プランスペスカ
(牡5、栗東・松永昌厩舎)
父:ブラックタイド
母:ダンシングドミニア
母父:ブライアンズタイム
通算成績:34戦5勝

プランスペスカ

プランスペスカ

プランスペスカ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。