【CBC賞】ウリウリ藤原英師「最低限、良馬場で走らせたい」

1日、CBC賞(G3)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、安土城S1着のウリウリ(牝5、栗東・藤原英厩舎)は鮫島良太騎手(レースでは岩田康成騎手が騎乗予定)を背にCWコースで最終調整。古馬500万のダノンルージュの内を0.8秒追走する形で入り、終い強めに追われると5F67.3-51.8-37.7-11.9秒のタイムで0.1秒先着という内容。
昨年の京都牝馬Sで鮮やかな差し切りを決めながら、それ以降思うような結果に恵まれず、前走が1年4ヶ月ぶりの勝利。今回はデビュー以来初めての1200mで重賞2勝目を狙う。

管理する藤原英昭調教師は「馬場が悪くて、どこで追い切るか迷ったけど、いつも通りにCWでやった。順調にきてるよ。前走は京都の軽い馬場がすべての要因だね。今回は左回りで1200mという条件がどう出るか。最低限、良馬場で走らせたいね」と前走を冷静に分析。
中京コースそのものはマイル戦で勝利を挙げており、ここは6F戦の速い流れにどう乗れるかがポイント。メンバー的にもやや手薄で、秋へ向けての賞金確保、また進む路線を占う意味でも重要な一戦となる。

ウリウリ

▲楽に先着を果たすウリウリ。初の千二で新境地を見せるか