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【POG】ラッキーボックス好位抜け出し2馬身半差の圧勝…福島新馬
2015/7/4(土)
7月4日(土)、2回福島1日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ラッキーボックス(牝2、美浦・黒岩厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.3(良)。2着には2馬身半差で3番人気・ストーミーシー(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・キチロクステージ(牡2、美浦・二本柳厩舎)が続いて入線した。
ミステリオ、クワイエットリバーが大きく出遅れるスタート。内で絶好のスタートからキチロクステージがハナを主張。外枠からはキャラメルサレが出して行くも、間を割ってシゲルサケガシラが2番手を確保。前方と後方で5.6馬身を明けて進み。3コーナーを過ぎた辺りではすでに10馬身以上の差。
4コーナー手前から1番人気・ラッキーボックスが手応え良く先頭を捕まえると、そのまま抜け出し優勝。脚色良く追い上げたストーミーシーが2着に入った。
勝ったラッキーボックスの母は英国産の3勝馬。産駒は3頭目で中央初勝利。6月14日東京開催で新馬勝ちしたメジャーエンブレムとは近親関係にあたる。
馬主はH.H.シェイク・モハメド、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「幸運の箱」。
1着 ラッキーボックス(田辺騎手)
「センスがあると聞いていましたし、逃げるか2番手から競馬をするイメージでしたが、スタートが思ったより出なかったので控える形になりました。二の脚がついたのでラクに回って来られましたし、最後もよく伸びてくれました。控えて勝てたのは大きいと思います」
2着 ストーミーシー(内田博騎手)
「よく頑張っていますよ。こちらは外枠で道中も外を回りましたし、勝ち馬は内を上手く回っていましたからね。ただ、外枠だった分スンナリと行き脚をつけられたところはあります。距離が延びても対応できると思います」
3着 キチロクステージ(二本柳騎手)
「最後は決め手の差が出ましたが、この馬も良いスピードがありますね。まだビッシリ仕上げていませんし、今日しっかり追えたことで変わってくると思います」
4着 シゲルサケガシラ(蛯名騎手)
「絶好の位置で流れに乗れましたが、終始手応えは物足りない感じでした。まだ体が太いのか、もしくはダート向きなのか…。現状では何とも言えませんね」
5着 マイネルテイル(柴田大騎手)
「まだ体にも余裕がありますし、気持ちもオットリしていますけど、それでこれだけやれるんですからね。使って良くなってくると思います」
2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
ラッキーボックス
(牝2、美浦・黒岩厩舎)
父:ディープスカイ
母:レディバウンティフル
母父:Spectrum
6Rで2歳新馬(ダ1150m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の6番人気・レディエントブルー(牝2、美浦・尾形和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.3(良)。
2着にはアタマ差で3番人気・タイガーヴォーグ(牡2、美浦・鈴木伸厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・グラスウォリアー(牡2、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。
スティルプリンスがスタートと良く前に出るが、ウインフェルベールとタイガーヴォーグが強めに押して先頭を主張。3コーナー過ぎた辺りから後方の馬が仕掛け出し、4コーナーでグラスウォリアーが大外からまくりに出る。
直線を向くとスーパープレイ、スティルプリンスが抜け出すも、残り100m手前辺りで余力なく後退。後方で競馬していた、レディエントブルーが狭いスペースを抜け出し、差し切り勝ち。その外側にいたタイガーヴォーグは鋭い脚色見せるも2着まで。
勝ったレディエントブルーは2年目のバトルプラン産駒。近親にストロングリターン、レッドオーヴァルがいる。母オオシマジョリーの産駒6頭すべて勝ち上がりとなった。
馬主は株式会社ブルーマネジメント、生産者は浦河町の大島牧場。馬名の意味由来は「輝かしい+冠名。輝かしい活躍を期待して」。
1着 レディエントブルー(北村宏騎手)
「まだ周りに気を遣いながら走っている感じで、前半は後ろからになりました。新馬戦でフラフラする馬もいてモマれるような感じになりましたが、進路を取れてからは良い伸びでした。操作性の高さが生かせたと思います」
2着 タイガーヴォーグ(横山典騎手)
「気性が前向きで初戦向きだと思っていましたし、ハナか2番手から競馬をしようかと思っていましたが、あの形でこれだけやれたのは良かったと思います」
3着 グラスウォリアー(田辺騎手)
「ペースもちょうど良かったですし、勝てるかというくらいの手応えで直線に向けました。ただ、頭も高いですし、最後に追ってからもうひと脚使えませんでした」
4着 シゲルクロダイ(吉田豊騎手)
「初戦としては良い内容でした。攻め馬のときよりも、返し馬のときの方が良い走りでした。思ったよりゲートも出ましたし、砂を被っても大丈夫でした。使って良くなってくると思います」
5着 ウインフェルベール(津村騎手)
「まだ全体的に子供っぽいですね。良いスピードがありますし、使って変わってくると思います」
13着 タマモシルクハット(松岡騎手)
「今日は馬っ気を出していましたし、集中していませんでした。稽古だけ走れば、すぐにチャンスがきますよ。まだ右にモタれるところもありますが、使った次は違うと思います」
2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
レディエントブルー
(牝2、美浦・尾形和厩舎)
父:バトルプラン
母:オオシマジョリー
母父:アフリート
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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