【POG】ジュンヴァルカンら日曜中京トレセン直送トーク

●7月19日(日) 3回中京6日目5R 2歳新馬(芝2000m)

ネオユニヴァース産駒のジュンヴァルカン(牡2、栗東・友道厩舎)は近親にオークス2着馬ベッラレイア、小倉大賞典2着カフナ、今年の宝塚記念に出走したトウシンモンステラがいる血統。最終追い切りでは福永祐一騎手が跨がって力強い動きを見せた。

平間調教助手は「攻め馬は水準以上に動けていますね。跳びが大きいし、長い距離が合いそうなイメージです。まだ馬体面は成長過程ですが、これからもっと良くなりそうですよ」と先々まで期待を寄せている。

栗東の新進気鋭・中内田充正調教師が来春のクラシックへ思いを馳せるのは母に重賞4勝のダイヤモンドビコーを持つ良血ゼンノタヂカラオ(牡2、栗東・中内田厩舎)。追い切りでは古馬準オープンのサクセスフェイトを相手に追走先着を果たした。

「まだ見た目も中身も成長段階。3~4割りぐらいですか。それでも調教をやればしっかり動けますからね。長目の距離が合いそうだし、クラシック戦線に乗っていけたらいいですね」と師のコメントも滑らか。好調C.ルメール騎手が手綱をとる。

クラシックの常連・池江泰寿厩舎からはZ.パートン騎手を背にトラストルーク(牡2、栗東・池江寿厩舎)がデビュー。こちらも母の弟妹にマルセリーナ、グランデッツァがいる良血だ。

兼武調教助手は「跳びの大きな走りで、長くいい脚を使ってきそうなタイプです。中距離向きの走りですね。乗り込みも順調にやってこれたし、いい仕上がりで臨めそうです」とデキの良さをアピールする。

●クロフネ産駒のヒロノチャンバー(牡2、栗東・宮本厩舎)
は3週連続で高倉稜騎手を背にビッシリ追われて攻め時計を短縮。近親には切れ者デュランダルがいる。
「順調に乗ってきてるし、仕上がりはいいよ。パワーもあるし、少々、馬場が荒れててもこなせそう。2000mも合いそうな感じだよ」と久保田調教助手は手応え十分。先週併せ馬を行い新馬勝ちしたゴブレットに続きたい。