【POG】ジュエルメッセージら日曜小倉トレセン直送トーク

●8月2日(日) 2回小倉2日目6R 2歳新馬(芝1200m)

ジュエルメッセージ(牝2、栗東・高野厩舎)は父が2歳戦好調なダイワメジャー、母は未出走ながら、その弟に短距離路線を席巻したロードカナロアがいる期待の良血。今週の坂路が4F55秒4と目立つ時計は出していないが、追い出してからの反応の良さはセンスの良さがうかがえる。

「短距離系の血統らしく、いいスピードがあります。乗り込みも十分にやってきたし、ピリッとした面も出てきました。初戦からいい競馬をしてくれると思いますよ」と高野調教師も合格点を与える。

近親にマイラーズC、きさらぎ賞を勝ったワールドエースがいるジュンゲル(牡2、栗東・藤原英厩舎)は今週のCWコースで浜中俊騎手を背にラスト1F12秒を切る11秒9をマーク。先週の本馬場でもキビキビとした動きを見せていた。

田代調教助手は「6月頃から十分すぎるほど乗り込んできたからね。いい仕上がりで出せる。血統的にも芝の短距離でスピードを生かすタイプ。初戦から勝ち負けになるでしょう」と自信ありの表情。

5Rの九州産限定戦を除外されてこちらへ回ってきたエディブルフラワー(牝2、栗東・服部厩舎)は今年が2世代目になるダノンゴーゴー産駒。坂路で入念に乗り込まれ、最終追い切りは一般馬に入ってもヒケを取らない4F54.1-39.2-24.7-12.3秒を叩き出した。

この動きに服部調教師も「九州産限定だったら負ける気がしなかったんやけどな(苦笑)。今週、初めて目一杯に追って、坂路でラスト2F25秒を切ってきたからな。九州産の枠におさまらない馬だと思うんだ。相手は強いけど、いずれは一般馬とも走る馬だと思うから」と強気なコメント。初戦の走りが注目される。