【小倉記念】格上挑戦・松若アズマシャトルが人馬ともに重賞初V

8月9日(日)、2回小倉4日目11Rで第51回小倉記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、松若風馬騎手騎乗の6番人気・アズマシャトル(牡4、栗東・加用厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.0(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ベルーフ(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・ウインプリメーラ(牝5、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマローブルー(牝4、美浦・堀厩舎)は5着に敗れた。

ハナを切ったのは牝馬のノボリディアーナ。差がなくバッドボーイ、メイショウナルト、ウインプリメーラらが続き、人気のマローブルーは中団のやや前め、それを視界に入れて3歳馬ベルーフも中団を進む。
4コーナーで馬群が凝縮し、いち早く抜け出したのはウインプリメーラ。馬場を味方に逃げ込みを図ったが、外から一気に伸びてきたのは2年目の松若騎乗・アズマシャトル。並ぶ間もなくウインプリメーラを交わしてゴールに飛び込んだ。

勝ったアズマシャトルは10回目の重賞挑戦で悲願の初制覇。ラジオNIKKEI賞2歳Sでは、のちのダービー馬ワンアンドオンリーの2着に入るなど、重賞でも好走しながら勝ち味に遅く、この夏準オープンに降級。前走は自己条件で4着と敗れていたが、改めてその能力が重賞レベルであることを示して見せた。
鞍上の松若風馬騎手はデビュー2年目で待望の重賞初勝利。人馬ともに嬉しい1勝となった。

馬主は東哲次氏、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+宇宙船。宇宙へ飛び出す勢いを込めて」。

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アズマシャトル
(牡4、栗東・加用厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ブレッシング
母父:マルゼンスキー
通算成績:17戦4勝
重賞勝利:
15年小倉記念(G3)

アズマシャトル

アズマシャトル

アズマシャトル

アズマシャトル

松若風馬騎手は嬉しい重賞初勝利


アズマシャトル

ゲストの小島瑠璃子さんと握手



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