【ユニコーンS】この舞台だからこそ狙える!「激走馬の共通点」にズバリ合致した意外な人気薄

大外枠タイセイディバイン

大外枠タイセイディバイン


日曜は注目のダート重賞・ユニコーンステークス(G3、東京ダ1600m)が行われます。

東京のダートコース最大の特徴は、日本一の長さを誇る501mの直線コース。当然、直線で差し・追い込みがハマるケースも多く見られます。

しかし「差し追込有利」と固定観念を決めて予想するのはちょっと待ってください!

実はユニコーンS、「先行馬」が意外と健闘しているレースなんです!

▼ユニコーンS・4コーナー1~2番手以内で馬券に絡んだ馬(過去10年)
21年2着 サヴァ(14人気)
→4コーナー2番手

20年1着 カフェファラオ(1人気)
→4コーナー2番手

19年1着 ワイドファラオ(3人気)
→4コーナー1番手

16年2着 ストロングバローズ(1人気)
→4コーナー2番手

15年2着 ノボバカラ(9人気)
→4コーナー2番手

14年1着 レッドアルヴィス(3人気)
→4コーナー2番手

14年2着 コーリンベリー(4人気)
→4コーナー1番手

12年3着 タイセイシュバリエ(8人気)
→4コーナー2番手

過去10年の成績を振り返ってみても、実に8頭が「4コーナー1~2番手以内」から馬券に絡んでいたように、イメージ以上に先行馬が頑張れるレースなんです。人気薄の台頭も目立ちますよね。

さらに好走馬を詳しく見ていくと、ある傾向が浮き上がってきます。

「4コーナー1~2番手以内」かつ「7,8枠」に入った馬に絞り込むと、なんと[1-4-0-3]複勝率62.5%と連対率がグンと跳ね上がります!

▼ユニコーンS・枠順別成績(過去10年)
1,2枠[3- 2- 2-31]複勝率18.4%
3,4枠[2- 2- 4-31]複勝率20.5%
5,6枠[3- 1- 2-33]複勝率15.4%
7,8枠[2- 5- 3-30]複勝率25.0%

ユニコーンSの過去10年の枠順別成績を見ても、一番複勝率が高いのは「7,8枠」となっています。

東京ダート1600m戦は芝のポケット部分からスタートし、ダートコースに入るまで芝を150mほど走ります。ところが内と外では外の方がおよそ30m芝部分が長くなっています。

そのため外枠の馬の方がスピードが付きやすく、好位置を取りやすいため「外枠先行馬」の好走が目立っていると言えそうです。

今年上記条件に当てはまりそうなは、外枠を引いたバトルクライタイセイディバイン

特に注目したいのはタイセイディバイン。今回は初ダートとなりますが、大外枠なら砂を被る心配もないでしょうし、芝スタートで好位置からの競馬が期待できます。大激走があっても驚けませんよ!