【セントウルS】3歳馬アクティブミノルが粘りに粘って大金星!

9月13日(日)、4回阪神2日目11Rで第29回セントウルS(G2)(芝1200m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の10番人気・アクティブミノル(牡3、栗東・北出厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.8(良)。

2着にはハナ差で1番人気・ウリウリ(牝5、栗東・藤原英厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・バーバラ(牝6、栗東・小崎厩舎)が続いて入線した。

注目の先手争いはアクティブミノルが主張。ハクサンムーン、ルチャドルアスールとスンナリ隊列が決まり、メイショウイザヨイ、バーバラが続く。ストレイトガールはちょうど中団あたり、ウリウリは後方4番手のインでじっくりと脚を溜める。
アクティブミノルとハクサンムーンが並んで直線に入り、内からバーバラ、外からストレイトガールが脚を伸ばす。ハクサンムーンは半ばで失速し、馬群の中からウリウリの末脚が一気に爆発し、大混戦となったゴール前はハナ差アクティブミノルがウリウリを抑えて昨年の函館2歳S以来の勝利。ストレイトガールは4着、ハクサンムーンは8着と敗れた。

3歳馬のセントウルS勝利は3年ぶり5頭目。勝ったアクティブミノルは前述の通り、昨年の函館2歳S以来となる勝利で重賞2勝目で、6F戦は3戦3勝。実績ある古馬を従えて、スプリンターズS本番に面白い馬が1枚加わった。
また、2着のウリウリにとっては大きなハナ差で、勝てばサマースプリントシリーズを制覇、岩田騎手もサマージョッキーズシリーズ制覇となっていたが、ともに2位で大逆転とはならなかった。

馬主は吉岡實氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム。馬名の意味由来は「活発な+冠名」。

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アクティブミノル
(牡3、栗東・北出厩舎)
父:スタチューオブリバティ
母:ピエナアマゾン
母父:アグネスタキオン
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
15年セントウルS(G2)
14年函館2歳S(G3)

アクティブミノル

アクティブミノル

アクティブミノル

アクティブミノル

ゲストの小川直也さんと篠原信一さんに挟まれた藤岡康太騎手
騎手の中では長身なのだが…


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