【POG】アメリカンイナズマら土曜阪神トレセン直送トーク

●9月19日(土) 4回阪神3日目5R 2歳新馬(芝1400m)

8枠14番アメリカンイナズマ(牡2、栗東・音無厩舎)は500キロを超える外国産馬で、父は日本でもアムールブリエ、レッドレイブンといったオープン馬を出しているスマートストライク。兄には小倉2歳S5着のエイシンキサナドゥがおり、最終追い切りでは坂路で51秒2の好タイムを叩き出した。

音無秀孝調教師は「今週は(野路菊Sを予定している)ブラックスピネルと併せ馬。遅れはしたけど、いい時計で動いたからね。ダートが主流のアメリカ産馬だけど、見た目には芝向きだよ。乗り込みも十分にやってきたからさ」とニッコリ。鞍上にC.ルメール騎手を配してデビューを迎える。

スペシャルインタビューにもご登場いただいた田中成奉オーナー期待の一頭タイセイサミット(牡2、栗東・矢作厩舎)は3枠4番。M.デムーロ騎手を背にした今週の坂路では4F53.6-38.9-25.1-12.4秒をマーク。ひと追い毎に攻めの動きも鋭くなってきた。

「500キロくらいある大型馬でいくらか余裕はあるかな。でも、ここまで順調に乗り込んできたし、今週の動きもまずまず。楽しみは持ってますよ」と渋田調教助手。オーナーの期待に応えることが出来るか。

リーディングジョッキー福永祐一騎手が手綱をとるのはディープスカイ産駒の4枠6番クイーンオブスカイ(牝2、栗東・吉村厩舎)。目立つ時計はないものの、追われてからは上々の反応を見せている。

吉元調教助手は「負荷のかかるCウッドでしっかりと乗り込んできました。水準くらいの時計も出てるし、気性も素直で初戦向きのタイプでしょう」と手応えのほどを語る。鞍上の腕の見せどころとなりそうだ。