【POG】良血カイザーバルが堂々と抜け出して快勝…阪神新馬

9月21日(月)、4回阪神5日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・カイザーバル(牝2、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.3(良)。

2着には4馬身差で2番人気・フライングレディ(牝2、栗東・須貝尚厩舎)、3着には1馬身1/4差で7番人気・クリノラホール(牝2、栗東・谷厩舎)が続いて入線した。

フローレススカイがスタート直後に落馬。好スタートからキンノツルがハナを奪い、アッパーデック、セプテンバーダイナ、トーホウカンナが続き、人気のカイザーバルも好位の外めを抜群の手応えで追走する。少し開いてフライングレディ、アルマレイモミは後方から徐々にポジションを押し上げていく。
キンノツル、アッパーデック、セプテンバーダイナが並ぶように直線を向くが、そのすぐ外にカイザーバルが迫り、M.デムーロ騎手がゴーサインを出すとアッという間に後続を突き放し、最後は流す余裕を見せての快勝。2着はピンクカメオの仔フライングレディが入り、G1ホースの仔がワンツーフィニッシュを決めた。

勝ったカイザーバルの母は桜花賞馬のダンスインザムード。姉にフェアリーSを勝ったダンスファンタジアがいる良血で、クラブでの募集価格は5000万円。阪神JF、桜花賞が行われる舞台から楽しみな一頭が現れた。

馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「オーストリアのホーフブルク宮殿で毎年大晦日に行われる皇帝舞踏会」。

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カイザーバル
(牝2、栗東・角居厩舎)
父:エンパイアメーカー
母:ダンスインザムード
母父:サンデーサイレンス

カイザーバル

カイザーバル

カイザーバル

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