【POG】エリシェヴァら土曜京都4Rトレセン直送トーク

●10月10日(土) 4回京都1日目4R 2歳新馬(ダ1400m)

5枠10番のエリシェヴァ(牝2、栗東・角田厩舎)は、交流重賞2勝のアムールブリエを輩出しているスマートストライク産駒。アムールブリエといえば、天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの仔だが、こちらはスプリントG1を2勝したビリーヴの仔でオーナーゆかりの良血。最終追い切りは既に勝ち上がっているゴッドカリビアンに馬なりで先着を果たした。

角田晃一調教師も「今週も馬なりで格上馬に先着ですからね。まだ自分からという気持ちに欠けるところはありますが、いい素質は感じますね」と大きな期待を寄せている。

中間は古馬のオープン馬を相手に互角以上の動きを見せているのが6枠12番のロケットビーン(牡2、栗東・西村厩舎)。その名の如く、ゲートセンスもかなりあるようで、新馬勝ちの期待が高まっている。

「パワーとスピードを兼ね備えたタイプ。先週のコース追いではオープン馬を子供扱いしたし、今週は坂路で1F11秒7。いい時計で動けています」と西村真幸調教師。先の白山大賞典では攻め馬で胸を借りたマイネルバイカが重賞初制覇。厩舎のムードもいい。

岩崎翼騎手を背に攻め馬で再三機敏な動きを見せている2枠4番オーマイガイ(牡2、栗東・河内厩舎)のスピードにも注目。近親にはクラレント、レッドアリオンの兄弟、函館記念3連覇のエリモハリアーなどがいる。

安藤賢調教助手は「怖がりで周りを気にするところがある。ただ、ゲートの出、二の脚とも抜群に速いんだ。前、前のモマれない位置で運べるはず。ハナでも切れれば押し切っていい」と色気たっぷりに話している。