ビッグアーサーが他馬を寄せ付けぬ走りで圧勝…オパールS

10月11日(日)、4回京都2日目11RでオパールS(芝1200m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の1番人気・ビッグアーサー(牡4、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:06.7(良)。

2着には3馬身差で10番人気・マコトナワラタナ(牝6、栗東・鮫島厩舎)、3着には1馬身差で8番人気・ウイングザムーン(牝6、栗東・飯田祐厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートから、注目の先頭争いは、サカジロロイヤル、ニザエモン、ルチャドルアスール、ネロが競り合う。次いで、メイショウイザヨイ、1番人気のビッグアーサーはこの位置。ここから3馬身程空けて、マコトナワラタナが徐々にポジションを上げ、ウイングザムーンは後方4番手、最後方にキングオブローという展開で前半3F32.9秒というハイラップを刻み、直線勝負へ。
抜け出して後続を振り切りにかかったのはネロ。コーナー途中では6、7番手に構えていたビッグアーサーは、抜群の手応えで2番手まで押し上げる。騎手の合図一発で鋭く反応し、先頭のネロに並ぶ間もなく、他の後続をも引き離し、最後は手を緩める余裕を見せてOP初勝利を飾った。2着、3着には後方から脚を伸ばした2頭が入り、ハイペースが影響してか先行勢は総崩れで、ヒモ荒れの決着となった。

勝ったビッグアーサーは今日の勝利でここまで7戦6勝。唯一の敗戦も、重賞初挑戦となった前走の北九州記念でベルカントの2着に屈したのみ。先週のスプリンターズSは除外1番手で出走が叶わなかったが、その無念を晴らす圧巻の走りで2戦ぶりの白星をマーク。今後の重賞戦線に向けて大いに楽しみが広がった。
馬主は中辻明氏、生産者は浦河町のバンブー牧場。馬名の意味由来は「大きな+人名より」。

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ビッグアーサー
(牡4、栗東・藤岡健厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:シヤボナ
母父:Kingmambo
通算成績:7戦6勝

ビッグアーサー

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