【POG】叩き合いを制しシンゼンスタチューがデビューV…京都新馬

10月18日(日)、4回京都5日目3Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、太宰啓介騎手騎乗の2番人気・シンゼンスタチュー(牡2、栗東・飯田祐厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.2(良)。

2着にはクビ差で1番人気・グランパルファン(牝2、栗東・池江寿厩舎)、3着には3馬身差で8番人気・アンペラール(牡2、栗東・池添兼厩舎)が続いて入線した。

グランパルファンがポンと好スタートを切り、それをロングブリオ、アンペラールが追走。人気のシンゼンスタチューも4番手の好位に取り付く。チュウワメジャーは中団、セイエスパーニャはダッシュが付かず後方4番手で以下は大きく離されて縦長の展開でレースが進む。
先行した4頭が並ぶように直線を向き、コーナーワークでグランパルファンが突き放しにかかるが、手応え良くコーナーを回ったシンゼンスタチューと直線半ばからは一騎打ち。最後は懸命に抵抗するグランパルファンをシンゼンスタチューがねじ伏せる形でクビ差交わしてゴールした。

勝ったシンゼンスタチューは近親にアイビスSDを勝ったサチノスイーティー、マーチS、アンタレスSで2着に入ったナニハトモアレがいる血統。母の父トーヨーレインボーはシリウスS、中京記念を勝った馬だが、残した牝馬は母のジーエスレインボーのみで、貴重な血を持つ馬が中央の新馬戦を勝ち上がった。

馬主は原司郎氏、生産者は新冠町の有限会社大作ステーブル。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

サラ系2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

シンゼンスタチュー
(牡2、栗東・飯田祐厩舎)
父:スタチューオブリバティ
母:ジーエスレインボー
母父:トーヨーレインボー

シンゼンスタチュー

シンゼンスタチュー

シンゼンスタチュー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。