【秋華賞】ミッキークイーンが盤石の運びで牝馬二冠を達成!

10月18日(日)、4回京都5日目11Rで第20回秋華賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・ミッキークイーン(牝3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.9(良)。

2着にはクビ差で5番人気・クイーンズリング(牝3、栗東・吉村厩舎)、3着には1馬身1/4差で8番人気・マキシマムドパリ(牝3、栗東・松元茂厩舎)が続いて入線した。

大外枠からノットフォーマルがハナを主張し、1コーナーで後続を離してレースを先導。2番手以下はホワイトエレガンス、レッツゴードンキ、テンダリーヴォイスと続き、その直後をマキシマムドパリが追走。今日は五分にスタートを切ったミッキークイーンは中団からレースを展開。前半1000m通過が57.4秒のハイペースで勝負処へ。
4コーナーで馬群が凝縮すると、直線では最初にホワイトエレガンス、続いてマキシマムドパリが先頭を窺うも、残り100mを切って外からミッキークイーンが差し切り優勝。後方待機策から大外を回って追い込んだクイーンズリングが2着に食い込んだ。

勝ったミッキークイーンはオークスに続いて、牝馬三冠のうち2つを獲得。戦前にはゲート難や大外枠を危ぶむ声もあったが、淀みない流れの中で中団から危なげのないレース運びを披露。名実ともに3歳女王の座を確固たるものとした。次走では古馬との初対戦に注目が集まる。

鞍上の浜中俊騎手は昨年(ショウナンパンドラ)に続いて秋華賞連覇を達成。馬主は野田みづき氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+女王」。

なお、ローズSを制して一躍注目を集め、2番人気に支持されたタッチングスピーチ(牝3、栗東・石坂厩舎)は後方から差を詰めるも6着まで。3番人気に支持された桜花賞馬レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智厩舎)は4角で早々に失速し17着に敗れている。

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ミッキークイーン
(牝3、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:ミュージカルウェイ
母父:Gold Away
通算成績:7戦4勝
重賞勝利:
15年秋華賞(G1)
15年オークス(G1)

ミッキークイーン

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