【天皇賞(秋)】枠順確定 G1連勝を狙うラブリーデイは4枠8番!

天皇賞・秋

秋は受けて立つ身で王道路線を歩むラブリーデイ

11月1日(日)、4回東京9日目に行われる第152回 天皇賞・秋(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝2000m)の枠順が確定した。

今年に入って7戦5勝。目下、宝塚記念を含め重賞3連勝中で勢いに乗るラブリーデイは4枠8番。3歳春にはクラシックにも参戦し、早くから頭角を現していた素質馬だが、5歳を迎えて完全に本格化。前走の京都大賞典では上がり3F32秒3の決め手で他馬を切って捨てた。どのポジションからでもスムーズに折り合い、終いも堅実。春はチャレンジャーの立場から、秋は受けて立つ身で古馬の王道路線を歩む。

勢いという点では、こちらも目下3連勝中、デビューから9戦8勝と底らしい底を見せぬまま、ついにG1の舞台へやってきた5枠9番エイシンヒカリも互角。東京コースは昨年、大外まで膨れながら3馬身半差を付けて押し切ったアイルランドTを含めて3戦3勝。逃げ馬が不振のレースで、目標とされる展開面の不利はあるが、スピード一辺倒ではなく、並ばれそうになっても突き放す勝負根性の高さも見逃してはならない。

毎日王冠では3着ながら復活を印象付けたイスラボニータは8枠16番。昨年は3歳の身で古馬に挑み見せ場たっぷりの3着。脚部不安の影響もあって、その後は精彩を欠いてしまったが、毎日王冠で「らしさ」を見せた。久々を叩き、大幅な上積みも見込めるここで逆転があっても何ら不思議ではない。

7枠15番のショウナンパンドラは、オールカマーを制して牡馬相手に2つ目のG1獲りへ挑む紅一点。春の宝塚記念で3着と復調をアピールし、秋初戦のオールカマーではヌーヴォレコルトを並ぶ間もなく差し切って2戦連続の先着を果たした。自慢の末脚で強豪牡馬を破り、現役最強牝馬の称号を手にしたいところだろう。

連覇を狙うスピルバーグは8枠17番。6月のイギリス遠征以来となる帰国初戦となった毎日王冠では10着と大敗を喫したが、スローペースに泣いた印象で、自身の上がりはメンバー3位の33秒3と地力の一端は示して見せた。流れさえ向けば、昨年ジェンティルドンナを差し切った豪脚が黙っていないはずだ。

毎日王冠2着で地力強化を改めて示したディサイファは1枠1番、このレースとは相性のいい3歳馬はダービー3着以来の実戦となるサトノクラウンが2枠3番、毎日王冠でメンバー最速の上がりをマークしたアンビシャスが1枠2番に入った。

馬券は30日(金)よりウインズ後楽園・ウインズ難波・ウインズ梅田にて前々日発売、31日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・厩舎、騎手)の順に表記

1-1 ディサイファ 58
(牡6、美浦・小島太、四位)

1-2 アンビシャス 56
(牡3、栗東・音無、M.デムーロ)

2-3 サトノクラウン 56
(牡3、美浦・堀、C.ルメール)

2-4 ダコール 58
(牡7、栗東・中竹、三浦)

3-5 クラレント 58
(牡6、栗東・橋口弘、田辺)

3-6 カレンミロティック 58
(セ7、栗東・平田、福永)

4-7 ラストインパクト 58
(牡5、栗東・松田博、菱田)

4-8 ラブリーデイ 58
(牡5、栗東・池江寿、浜中)

5-9 エイシンヒカリ 58
(牡4、栗東・坂口則、武豊)

5-10 ペルーサ 58
(牡8、美浦・藤沢和、柴山)

6-11 ワンアンドオンリー 58
(牡4、栗東・橋口弘、内田博)

6-12 ダービーフィズ 58
(牡5、美浦・小島太、C.デムーロ)

7-13 ヴァンセンヌ 58
(牡6、栗東・松永幹、横山典)

7-14 ステファノス 58
(牡4、栗東・藤原英、戸崎)

7-15 ショウナンパンドラ 56
(牝4、栗東・高野、池添)

8-16 イスラボニータ 58
(牡4、美浦・栗田博、蛯名)

8-17 スピルバーグ 58
(牡6、美浦・藤沢和、北村宏)

8-18 アドマイヤデウス 58
(牡4、栗東・橋田満、岩田)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。