【POG】最後方からまくったイーグルフェザーが勝利…東京新馬

11月23日(月)、5回東京7日目4Rで2歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の5番人気・イーグルフェザー(牡2、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:40.1(良)。

2着にはクビ差で3番人気・スケールアップ(牡2、美浦・清水英厩舎)、3着には5馬身差で6番人気・ティアップリバティ(牝2、美浦・小野次厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアオイプリンス(牡2、美浦・古賀慎厩舎)は6着に敗れた。

レースは押し出されるようにしてスケールアップが先頭に立ち、そのあとをタイセイスグル、アポロゴールド、レシタルウォースが続く展開となった。隊列に変化のないまま3、4コーナー中間に差し掛かると、外からティアップリバティ、さらに外から最後方に位置していたイーグルフェザーがまくり気味に上がってくる。4コーナーを回りきったところでイーグルフェザーが先頭を伺うもスケールアップはこれを許さず、競り合いに持ち込む。長い叩き合いを制したのはイーグルフェザーで、スケールアップは僅かに交わされ2着となった。

勝ったイーグルフェザーの母はダートで4勝を挙げた馬。当馬は7月には入厩しており、ここまで時間をかけてじっくりと乗り込み、馬体の良化を図った陣営の苦労が実っての勝利となった。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「鷲の羽」。

1着 イーグルフェザー(内田博騎手)
「スタートで遅れたけど、流れが緩んだのでコーナーから動いていったんだ。追って味があるし、いい脚を長く使えた。強い内容だったよ」

2着 スケールアップ(岩田騎手)
「あと一歩だった。でも、最後まで踏ん張っているし、能力は高いよ。まだトモが緩く、使って良くなる」

4着 カズノテイオー(江田照騎手)
「ふわふわしたり、逆にきつくハミを取ったり、まだちぐはぐな面が残っている。この先につながる競馬はできたと思う」

5着 キョウエイラムセス(勝浦騎手)
「もっと終いの脚を使えるかと思った。上りの競馬になってしまったからね。使ったら変わるよ」

7着 ドゥリーミン(田辺騎手)
「他馬を怖がり、気を遣っていましたね。スピードはありますし、距離を詰めたほうがいいでしょう」

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イーグルフェザー
(牡2、美浦・小笠厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:アーリーアメリカン
母父:El Corredor

イーグルフェザー

イーグルフェザー

イーグルフェザー


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