【POG】1番人気リンクスが着差以上の快勝…東京新馬

11月29日(日)、5回東京9日目4Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の1番人気・リンクス(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.2(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・マテンロウゴースト(牡2、栗東・中内田厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ピックミータッチ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。

序盤から馬群がバラつくと、ユーキャンゴー、マテンロウゴースト、ニシノタカラモノ、エネルタカオーが先行。その後ろにピックミータッチ、アップウォークが付け、リンクスは中団につける。
直線に向くとマテンロウゴーストが先に抜け出す。すると、外から持ったままでリンクスがあっという間に先頭へ並びかける。その動きに不利を受けた馬もみられたが、リンクスがマテンロウゴーストを交わしても、持ったままの手応え。馬群からピックミータッチも脚を伸ばし浮上するが、リンクスがそのまま押し切った。

勝ったリンクスの母ベライシムはイギリスのG3で2着の実績の持ち主。アドマイヤムーン産駒は2歳世代で7頭目の勝ち上がりで、父が制したジャパンCデーにその子が期待の膨らむパフォーマンスを見せた。
馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「オオヤマネコ」。

1着 リンクス(二ノ宮敬宇調教師)
「軽めの調教しか課していなかったが、反応は良かった。レースでも、何もせずに勝ててしまったよ。このまま順調に歩ませたいね」

2着 マテンロウゴースト(M・デムーロ騎手)
「いいスタートを切れたし、最後までがんばった。でも、勝ち馬が強かったね」

3着 ピックミータッチ(北村宏騎手)
「直線でさばくのに手間取った。走る馬だし、次に期待したい」

4着 アップクォーク(柴山騎手)
「初めてのレースに気を遣っていましたね。狭くなって下げざるを得なかった。使って良くなります」

6着 ユニゾンデライト(岩田騎手)
「まだ中身ができていない感じ。次は違うよ」

10着 ミッレミリア(蛯名騎手)
「もっと伸びそうな感じだった。使いながら変わると思うよ」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

リンクス
(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)
父:アドマイヤムーン
母:ベライシム
母父:Lion Cavern

リンクス

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