【全日本2歳優駿】圭太&サウンドスカイが4連勝で2歳ダートの頂点へ!

12月16日(水)に川崎競馬場で行われた交流重賞・第66回全日本2歳優駿(Jpn1)(2歳 定量 重賞競走 1着賞金:3500万円 ダート1600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・サウンドスカイ(牡2、栗東・佐藤正厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.43.1(稍重)。

2着は1馬身半差で2番人気・レガーロ(牡2、栗東・大久龍厩舎)、3着はクビ差で5番人気・アンサンブルライフ(牡2、浦和・小久智厩舎)が続いて入線している。

人気の一角だった地元のポッドガイが無念の出走取消となり、レースは11頭立てでスタート。エネスクがダッシュ付かずに後方からの競馬。積極的に飛び出したのが浦和のアンサンブルライフで、オーマイガイが2番手。コウエイテンマ、スティールキングの8枠2頭が続き、ダッシュが付かなかったエネスクも盛り返して向こう正面では中団前めのポジション。人気のサウンドスカイは中団に構え、レガーロは外めからサウンドスカイを見る形で追走。後方各馬も懸命に食らい付くが、3コーナーあたりから集団が前後2つに分かれて直線へ。
逃げたアンサンブルライフが内ラチ一杯から逃げ込みを図るも、番手追走のオーマイガイ、サウンドスカイが猛追。脚色で勝るサウンドスカイが前を捕らえて先頭に立つと、そのままゴールへ一直線。4連勝でJpn1初制覇を決めた。
2着争いはオーマイガイが失速し、後方から鋭く伸びたレガーロが粘るアンサンブルライフをクビ差捕らえ、JRA勢のワンツーフィニッシュとなった。

勝ったサウンドスカイは初めてのダート戦となった3戦目に初勝利を挙げると、秘めた素質が一気に開花。3連勝で前走の兵庫ジュニアGPを制して重賞初制覇を飾ると、このレースでさらに連勝を伸ばし、2歳ダート王へ駆け上がった。

馬主は増田雄一氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム、馬名の意味由来は「冠名+空」。

サウンドスカイ
(牡2、栗東・佐藤正厩舎)
父:ディープスカイ
母:アンジェラスキッス
母父:Gone West
通算成績:6戦4勝
重賞勝利:
15年全日本2歳優駿(Jpn1)
15年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

サウンドスカイ

サウンドスカイ

サウンドスカイ

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