【POG】超良血レーヴァテインが圧勝!…中山新馬

1月5日(火)、1回中山1日目6Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・レーヴァテイン(牡3、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.1(良)。

2着には2馬身半差で2番人気・シャドウトルーパー(牡3、美浦・加藤征厩舎)、3着には4馬身差で3番人気・クリミアタイガー(牡3、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

先手を取ったのはエイリアンラバボーだったが1コーナーから2コーナーでシャドウトルーパー、ウインミダス、アルカヌムらがこれを交わしていき、序盤から馬順が頻繁に入れ替わっていく展開に。スタート直後は中団に位置していたレーヴァテインも向正面では5、6番手まで押し上げ、その後ろからクリミアタイガーも上がっていく。レーヴァテインはその後も徐々にポジションを押し上げ、4コーナーで早くも先頭のシャドウトルーパーに並ぶと、直線では楽な手応えでこれを突き放し、最後は手綱を緩める余裕も。2馬身半という着差以上の圧勝であった。

勝ったレーヴァテインのきょうだいはこれまでデビューした7頭が全て勝ち上がっており、その内3頭が重賞勝ち馬という超良血の一族。しかしその実力とは裏腹に体質の弱い一族でもあり、唯一阪神JFでG1を勝利しているレーヴディソールも、桜花賞トライアルを圧勝しながらも故障のためクラシックに出走することは出来なかった。実力は折り紙つきなだけに、まずは無事に夢のクラシック戦線へ向かいたい。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「北欧神話に登場する武器名(古ノルド語)」。

1着 レーヴァテイン(C.ルメール騎手)
「まだ若さがありますが、乗りやすい馬ですよ。道中もリラックスして走れていましたし、直線の反応も良かったです。距離はもう少しあっても良さそうです。走る馬ですよ」

2着 シャドウトルーパー(M.デムーロ騎手)
「良いスタートを切って、流れに乗って走れました。ワンペースですが、真面目に走りますしよく頑張っていますよ。今日は勝ち馬が強かったです」

3着 クリミアタイガー(F.ベリー騎手)
「まだ子供っぽいところがあっていろんなものに興味を持つので、ムチを打ちながら追走しないと集中できませんでした。潜在能力が高い馬ですし、頭のスイッチが切り替わればすぐにチャンスが来ると思います。大型馬ですし、東京コースも合うと思います」

4着 ワイエムテイオー(戸崎圭騎手)
「フワフワしているところはありますが、背中の良い馬ですよ。使って良くなってくると思います」

5着 スコルツェッテ(内田博騎手)
「まだ体が出来ていませんし、急かさずジックリ運びました。その分後ろからになりましたが、最後までよく頑張っていますよ。使いながら力を付けていけば、と思います」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

レーヴァテイン
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:レーヴドスカー
母父:Highest Honor

レーヴァテイン

レーヴァテイン

レーヴァテイン

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