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カウントダウンクラシック -G1出走馬を先読み!桜は樫はこの馬だ!-
2016/3/11(金)
先週のチューリップ賞ではシンハライト、ジュエラー、ラベンダーヴァレイの3頭が桜花賞への優先出走権を獲得しました。特にラベンダーヴァレイは収得賞金400万円の1勝馬で、先週まではランキング圏外の馬。4着とは半馬身差の接戦でしたが、大きな大きな半馬身となりました。今週も桜花賞に向けてのトライアルレース、フィリーズレビューが開催されます!
【今週の注目出走馬】
日曜阪神11Rのフィリーズレビュー(G2)はフルゲート18頭立て。暮れのG1出走馬や500万条件を勝ち上がってきた馬、新馬・未勝利戦で前走初勝利を挙げた馬など、多彩な顔ぶれが揃いました。
アットザシーサイドは阪神JFからの参戦。その前走は4角12番手という位置から直線追い込んでの5着でした。勝ち馬メジャーエンブレムからは0.6秒差をつけられましたが、2着馬とは0.3秒差。マークした自身の上がり3F35.3秒は、メンバー中2位のタイムでした。今回はデビューから2連勝を決めた1400mに戻り、鞍上には新馬戦で手綱をとった福永祐一騎手を再び迎えます。内回りコースにかわり、直線どこまで追い込めるかという不安もありますが、決め手が生きる流れになれば確実に脚を使ってくるはずです。
メンバー中唯一の重賞勝ち馬キャンディバローズ。今回は武豊騎手とのコンビで出走となります。重賞制覇を果たしたファンタジーSは4着までがタイム差なしの大接戦。函館2歳S勝ち馬で、後に阪神JFで3着に好走するブランボヌールらを下しての優勝でした。前走の阪神JFでは9着に敗れてしまいましたが、上位で入線した馬が勝ち馬以外後方勢という厳しい流れを先行してのものでした。重賞を制している得意の距離に戻り、巻き返しを狙います。
その他、春菜賞を勝ってここに駒を進めてきたカトルラポール、エルフィンSで2着に食い込んだダイアナヘイロー、ダートの500万下条件を勝ち上がってきたソーディヴァインなども注目です。
フィリーズレビューの発走予定時刻は15:35です。
フィリーズレビューの枠順はコチラ⇒
【有力馬・次走報】
・2月27日の500万条件を勝ったゲッカコウは、3月21日(祝・月)のフラワーC(G3)を視野に調整が進められます。03年オークス2着のチューニーの孫が、クラシック出走を目指します。
・3月6日の500万条件を勝ったフロムマイハートは、4月10日(日)の忘れな草賞を目標に調整されます。2戦目以降は1800m以上のレースを中心に使われており、目標はオークス1本になるようです。