【京王杯SC】仕上がり万全 ロサギガンティア「一段と良くなってきた」

11日、京王杯SC(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神C1着のロサギガンティア(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に(レースではM.デムーロ騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F69.4-53.1-39.3-13.0秒をマークした。

【津曲助手のコメント】
「ここに向けてひと息入りましたが、中間は十二分すぎるほど時計を出してきましたし、良い状態でレースに臨めそうです。去年の秋は連勝しましたが、調教の動きが良くなって充実してきたことが結果に繋がったと思います。馬体に大きな変化はありませんが、中身がしっかりしてきました。以前は体を持て余していましたが、今は持て余さなくなってきました。ここにきて更に一段と良くなってきていますし、今年楽しみにしている馬なので良い結果を期待しています」

ロサギガンティア


前走、キーンランドC9着のエポワス(セ8、美浦・藤沢和厩舎)は、柴田善臣騎手を背に坂路コースで追われ、4F56.9-41.3-26.6-12.7秒をマークした。

【津曲助手のコメント】
「ここにきて調教のピッチも上がってきて、動きもかなり良くなってきました。良い形で競馬を迎えられると思います。前走は、直線で前がカベになって力を発揮できませんでしたが、スムーズならそう差はないはずです。前走の敗因はハッキリ分かっていますし、1400も大丈夫です。左回りも問題ないので、どんな競馬をしてくれるか楽しみです」


前走、ダービー卿CT4着のダイワリベラル(牡5、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に坂路コースで追われ、4F56.4-41.8-27.8-13.6秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走は外枠でロスの多い競馬になりましたが、それほど大きく負けてはいませんからね。レース後は短期放牧を挟んで、中間も順調に攻め馬を積んでしっかり仕上がりました。東京なら1400くらいの方が競馬がしやすそうですし、メンバーは揃っていますが頑張ってもらいたいです」