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2着サトノダイヤモンドは落鉄が判明 池江寿師「あれがなければ…」
2016/5/29(日)
●5月29日(日) 2回東京12日目10R 第83回日本ダービー(G1)(芝2400m)レースから引き上げてきた愛馬サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)の様子をチェックした池江泰寿調教師は言葉を失い、「これは痛いわ……」とポツリ。落胆の表情を浮かべた。首の上げ下げとなった大接戦。ハナ差2着に泣いたサトノダイヤモンドの落鉄が判明したのだった。
「レース運びはあれ以上ないでしょう。しかし、ハッキリした場所はわかりませんが、向こう正面あたりで左トモを落鉄したようです。あれがなければ……」と言葉を絞り出した。
道中は労せず流れに乗ると、マカヒキの外に待機し、中団で脚を溜める。直線を向いて、いざスパート。前を行くエアスピネルをとらえようとするところで、内からマカヒキに鋭く抜け出しをはかられ、大勢は決したかに思われた。しかし、サトノダイヤモンドも差し返し、ゴール前は接戦に持ち込んだ。「道中もスムーズでしたし、追い出しを我慢することも出来ました。反応良く動いてくれましたし、最後まで良い脚を使ってくれました」とクリストフ・ルメール騎手は振り返ったが、残り100m付近で差し返した勢いを思えば、落鉄の影響で末脚が鈍ったようにも見えたのも事実だ。
「昨年も2着でしたが、あの時とは違った悔しさです」と池江寿師。里見治オーナー、池江厩舎は日本ダービーで2年連続2着とはいえ、今年は落鉄という不運に無念さが募るばかり。今後については「(登録している)凱旋門賞かもしれませんし、天皇賞(秋)、菊花賞、どうなるかはわかりません。あらゆる可能性を含め、オーナーと相談したいです」と師は語った。
陣営にとって大目標で最高の結果こそ手中に出来なかったが、勝ち馬と同等と言っていいパフォーマンスを見せたことは事実。強力3歳世代を牽引してきた実力の持ち主が、秋の大舞台で今度こそ最高の輝きをみせてくれる日を待ちわびるばかりだ。
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