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2011年の朝日杯FSを勝ったアルフレードが引退
2016/6/2(木)
2011年の朝日杯FSを勝ち、翌年のNHKマイルCで2着に入ったアルフレード(牡7、美浦・手塚厩舎)が、脚部不安により、現役を引退することが2日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。アルフレードは2011年9月の新馬戦から、きんもくせい特別、朝日杯FSと無傷の3連勝。管理する手塚貴久調教師に初のJRAG1タイトルをもたらした。3歳初戦のスプリングSで12着と大敗して初黒星。続くNHKマイルCはカレンブラックヒルの2着と健闘したが、ダービーでは13着とまたも大敗。その後、右前浅屈腱炎を発症していることが判明し、長い休養に入った。
およそ1年半後の2014年1月に復帰。春の4戦は思うような結果を残せなかったが、再度立て直された11月のオーロCで4着と復調の兆しを見せ、15年2月の東京新聞杯ではNHKマイルC以来となる連対を果たし、次走の新潟大賞典でも3着と健闘した。しかし、新潟記念7着のあと再び休養に入り、先月に帰厩。エプソムCを目標に調整が進められたが、以前傷めた右前脚だけでなく、左前脚にも不安が生じ、関係者が協議した結果、引退が決まった。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークにて乗馬となる予定。
馬主はキャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「オペラ『椿姫』の主人公の恋人である青年貴族の名」。JRA通算獲得賞金は1億5898万円(付加賞金含む)。
アルフレード
(牡7、美浦・手塚厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:プリンセスカメリア
母父:サンデーサイレンス
通算成績:16戦3勝
重賞勝利:
11年朝日杯FS(G1)
▲朝日杯FSを勝ち最優秀2歳牡馬に輝いたアルフレード
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