【安田記念】枠順確定 モーリス6枠8番 リアルスティール8枠11番!

モーリス

世界のマイル王・モーリスは6枠8番から連覇に挑む!

6月5日(日)、3回東京2日目11Rに行われる、第66回 安田記念(G1)(3歳上 混合 定量 国際 指定 芝1600m)の枠順が確定した。

何といっても注目は、昨年の覇者で、目下7連勝、G1を4連勝中。6枠8番に入った王者モーリス(牡5、美浦・堀厩舎)だ。デビュー時より素質の高さは評価されていたが、4歳となった昨年、その素質が完全に開花。安田記念、マイルCSと国内のマイルG1を連勝。さらに香港でもG1を2連勝して、世界一の称号を手に入れた。ここは帰国初戦となるが、昨年勝っている舞台なら何ら心配はいらないだろう。

王者の快進撃に待ったをかけるのが、8枠11番のリアルスティール(牡4、栗東・矢作厩舎)。昨年のクラシックでは皐月賞、菊花賞で2着、ダービーで4着と世代トップクラスの走りを見せながら無冠に終わったが、前走のドバイターフで悲願のG1初制覇を成し遂げ、帰国後の攻め馬では迫力満点の動きを見せている。マイル路線の勢力図を一気に塗り替える可能性も大いに秘めている。

勢いなら京王杯SCを上がり3F32秒4の豪脚で差し切った6枠7番サトノアラジン(牡5、栗東・池江寿厩舎)も負けてはいない。東京コースは6戦して2勝、2着2回で掲示板を1度も外していない得意コース。奇しくも前走からコンビを組む鞍上は、同じ厩舎、オーナーのサトノダイヤモンドを破ってダービージョッキーとなった川田将雅騎手。何ともドラマチックな組み合わせだ。

一昨年の皐月賞馬イスラボニータ(牡5、美浦・栗田博厩舎)は7枠9番、3年前の皐月賞馬ロゴタイプ(牡6、美浦・田中剛厩舎)は5枠6番、チャンピオンズマイルでモーリスの2着に入った香港のコンテントメントは5枠5番、2年連続マイルCS2着のフィエロ(牡7、栗東・藤原英厩舎)は7枠10番にゲートイン。12頭立てと頭数は寂しくなったが、世界中の競馬ファンが注目する熱い一戦となりそうだ。

馬券は4日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1-1 クラレント 58
(牡7、栗東・橋口慎、小牧太)

2-2 ダノンシャーク 58
(牡8、栗東・大久龍、岩田)

3-3 ロサギガンティア 58
(牡5、美浦・藤沢和、M.デムーロ)

4-4 ディサイファ 58
(牡7、美浦・小島太、武豊)

5-5 コンテントメント 58
(セ6、香港・J.サイズ、B.プレブル)

5-6 ロゴタイプ 58
(牡6、美浦・田中剛、田辺)

6-7 サトノアラジン 58
(牡5、栗東・池江寿、川田)

6-8 モーリス 58
(牡5、美浦・堀、T.ベリー)

7-9 イスラボニータ 58
(牡5、美浦・栗田博、蛯名)

7-10 フィエロ 58
(牡7、栗東・藤原英、C.ルメール)

8-11 リアルスティール 58
(牡4、栗東・矢作、福永)

8-12 レッドアリオン 58
(牡6、栗東・橋口慎、川須)

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