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カフジテイクが直線一気の差し切りで再びオープン入り!…夏至S
2016/6/25(土)
6月25日(土)、3回東京7日目11Rで夏至S(ダ1400m)が行なわれ、T.ベリー騎手騎乗の3番人気・カフジテイク(牡4、栗東・湯窪厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.1(稍重)。2着には1馬身1/4差で5番人気・ビッグリバティ(牡7、美浦・大和田厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・エイシンバッケン(牡4、栗東・中尾秀厩舎)が続いて入線した。
クロスボウがスタートで後手。コスタアレグレがジワッとハナを奪い、ストーミングスター、ビッグリバティ、グランフィデリオ、エイシンバランサー、コアレスキングらも差がなく追走。1番人気のエイシンバッケンも抑えきれない手応えでポジションを押し上げる。
馬群がひと塊となったまま直線を向くと、人気薄のストーミングスターがスルリと抜け出して先頭。そこへビッグリバティ、エイシンバランサー、エイシンバッケンが詰め寄るが、4コーナーでは最後方にいたカフジテイクが大外から違う脚色で内の各馬を捕らえ、一気にゴールへ飛び込んだ。
勝ったカフジテイクは、2月の河原町Sを勝ってオープン入り。続く栗東Sで8着、降級初戦の安芸Sで4着と敗れたが、初の東京コースで持ち味の決め手を遺憾なく発揮して晴れて再度オープン入り。3歳時には昇竜S3着、端午Sでは、その後に交流重賞を3勝しているホワイトフーガの2着とオープンでも実績を残しており、充実期を迎えて更なる活躍が期待される。
馬主は加藤守氏、生産者は浦河町のヒダカフアーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。
1着 カフジテイク(T.ベリー騎手)
「砂を被った影響なのか、最初のコーナーでは押しても進んでいかなかったので、最終コーナーを回るときは早めに外に出していきました。外に出したときの手応えも良かったですし、そのまま直線でも良い脚を使ってくれました。強い内容でした」
2着 ビッグリバティ(石橋脩騎手)
「上手くいきましたが、この前と同じように何か1頭いますね。ここにきて馬が充実しています。1400、1600のどちらでも走れます。東京のワンターンの競馬が合っているかと思います」
3着 エイシンバッケン(石川騎手)
「ハミを噛んでしまうところがあるのは分かっていたので、3コーナー辺りで砂を被せて抜いて走らせようと思いましたが、逆に怒ってハミを噛んでしまいました。最後はその分脚が鈍りました。本来なら突き抜ける脚を使える馬ですが…。申し訳ありません」
4着 ストーミングスター(横山典騎手)
「元々能力のある馬ですからね。休み明け3戦目で、ようやく好結果を出せました。本当に良い頃と比べるとまだ戻り切っていませんが、その状況のなかよく走ってくれました」
5着 ラストダンサー(蛯名騎手)
「この条件は少し忙しいですね。現状ではマイルくらいの方が良さそうです。慣れればこの条件でもやれそうです」
夏至Sの結果・払戻金はコチラ⇒
カフジテイク
(牡4、栗東・湯窪厩舎)
父:プリサイスエンド
母:テイクザケイク
母父:スキャン
通算成績:17戦5勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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