【POG】モーヴサファイアら日曜中京5Rトレセン直送トーク

【エリザベス女王杯2024】臨戦過程に注意せよ！アノ馬は本当にここ狙い？

提供：重賞トレンドジャッジ
●7月3日(日) 3回中京2日目5R 2歳新馬(芝1600m)

●管理する池添学調教師が「馬格もあるし、乗り味もいい。攻め時計も出ているし、追ってからの反応もしっかりしています。現時点では文句をつけるところがありません」と絶賛するのは、このあと行われる福島のラジオNIKKEI賞に出走するブラックスピネルを兄に持つモーヴサファイア(牝2、栗東・池添学厩舎)。

飛び抜けて速いタイムは出ていないが、仕掛けてからの反応、フットワークは一級品。オープン特別2勝の兄に加え、先週行われた宝塚記念を勝ったマリアライトが近親にいる旬の母系というのもセールスポイントとなろう。関東の石橋脩騎手がデビュー戦の手綱をとる。


●ステフィン(牡2、栗東・橋口慎厩舎)は、モーヴサファイアと同じハービンジャー産駒で、昨年のセレクトセールにて2268万円で落札。オーナーの手塚清隆氏にとっては初の所有馬となり、このレースが初陣となる。

橋口慎介調教師は「坂路、CWを併用して十分に乗ってきました。追えばいくらでも動けそうだし、センスを感じさせますね。素質馬も多いようですが、楽しみにしています」と期待の程を語る。祖母のサイレントハピネスは重賞2勝。近親にスティンガー、サイレントメロディ、アーバニティらの重賞ウイナーがいる。


●カフジブレイブ(牡2、栗東・松元茂厩舎)は、祖母にオークス馬スマイルトゥモローを持ち、昨年のセレクトセールにて4212万円の値が付いたマンハッタンカフェ産駒。5月上旬から山ほど攻めを積み、ここ2週は松若風馬騎手を背に併走先着を果たしている。

「トモの緩さがまだありますが、2カ月半ほどびっしり乗り込めたし、馬体もすっきり仕上がってきました。いい馬だし、先々まで楽しみな一頭です」と米盛調教助手も大きな期待で送り出す。


●アドマイヤムーン産駒のブルックリンソウル(牡2、栗東・小崎厩舎)は、ダービージョッキーの川田将雅騎手を背にデビュー。

血統、攻めの動きはさほど目立たないが、中村調教助手は「2週連続で調教をつけた川田騎手の感触も悪くなかった。長くいい脚を使いそうなタイプで、中京のマイル戦も合いそうです」とマズマズのジャッジ。ダービージョッキーの手腕に注目だ。