【POG】アピールバイオが8馬身差をつけて楽々逃げ切る…福島新馬

7月3日(日)、2回福島2日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、木幡巧也騎手騎乗の7番人気・アピールバイオ(牝2、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.2(良)。

2着には8馬身差で2番人気・ウインクバック(牝2、美浦・水野厩舎)、3着には3/4馬身差で8番人気・セイウングロリアス(牡2、美浦・武市厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたノーブルムーン(牝2、美浦・田村厩舎)は8着に敗れた。

アピールバイオは好スタートから先手を自ら主張してハナへ。道中1~2馬身ほどのリードで逃げ、4コーナーでエンジンに点火。後続を見る見る引き離して、最後は8馬身差を付けての圧勝。今年これまで行われた2歳新馬戦での最大着差となった。

勝ったアピールバイオは近親に02年の日経賞、03年のアルゼンチン共和国杯を勝ったアクティブバイオがいる。この距離で圧勝したことからも、来年のクラシック候補として注目の存在だ。
馬主はバイオ株式会社、生産者は平取町の坂東牧場。馬名の意味由来は「魅力+冠名」

1着 アピールバイオ(木幡巧騎手)
「前に行きたかったので、テンから出していきました。調教で乗って、切れる脚は使えないけど長く脚を使えることは分かっていたので、前に行って粘りこもうと思っていました。上手くハマりましたね。最後まで脚をしっかり使っていましたし、これから更に成長してくると思います」

2着 ウインクバック(柴田大騎手)
「よく頑張っているんですけどね。ペースが遅かったので早めに動いていきたかったですけど、コーナーのたびに外に張る感じになってしまって動いていけませんでした。直線に向いてからは良い脚を使ってくれました」

3着 セイウングロリアス(柴山騎手)
「素直な馬ですね。スタートしてからは物見をして進んでいきませんでしたが、向正面に入ってからはしっかり走ってくれました。直線では窮屈な場面もありましたが、ヒルまずよく伸びてくれました」

4着 アポロストロング(丸田騎手)
「新馬戦のスローペースということもあって3、4コーナー辺りでは前が詰まりましたが、直線では良い脚を使ってくれました。内容は良かったと思います」

5着 リンガスネオ(田辺騎手)
「まだ手探りなところがあります。適性についても何とも言えませんし、ダートでも良いかもしれません」

8着 ノーブルムーン(戸崎圭騎手)
「出負けして位置取りが後ろになりましたし、リズムに乗れませんでした。まだ非力な感じがします」

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アピールバイオ
(牝2、美浦・牧厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:ビクトリアスバイオ
母父:キングカメハメハ

アピールバイオ

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