トピックスTopics
【ラジオNIKKEI賞】内枠を味方にゼーヴィントが馬群を切り裂いて初重賞制覇!
2016/7/3(日)
7月3日(日)、2回福島2日目11Rで第65回ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ゼーヴィント(牡3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.0(良)。2着には1馬身1/4差で9番人気・ダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・アーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
スタートで人気のブラックスピネル、アップクォークが出遅れる。先手を主張するのはジョルジュサンク。ハナを奪うが、2コーナーでミエノドリーマーが一気に上がって先頭へ。ゼーヴィントは先行集団をインコースでうかがう。アップクォークは中団後方、ブラックスピネルは後方2番手からの競馬に。3コーナー過ぎでジョルジュサンクがハナを奪い返し、ミエノドリーマーは後退していく。ブラックスピネルは大外を回して直線へ。
ジョルジュサンクが後続を2馬身突き放し、粘りこみ態勢に入るが、好位を追走していたダイワドレッサーが脚を伸ばしてくる。前を捕えるかと思われたが、その外から馬群の空いた真っ只中を抜けて来たのが白い帽子のゼーヴィント。一気に前を捕えて先頭でゴールを駆け抜けた。2着争いは混戦になったが、ダイワドレッサーが2着、大外から脚を伸ばしたアーバンキッドが3着に入った。
勝ったゼーヴィントは前走のプリンシパルSで出遅れながらもメンバー最速の上がり34.2秒で3着。ダービーへのキップは逃したものの、素質の片鱗は見せていた。秋には菊花賞へ向かうのか、それとも中距離路線で古馬と当たるのか、ハイレベルと言われている3歳世代からまた1頭楽しみな馬が現れた。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「潮風(独)」。
ラジオNIKKEI賞の結果・払戻金はコチラ⇒
ゼーヴィント
(牡3、美浦・木村厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルキーラグーン
母父:ブライアンズタイム
通算成績:6戦3勝
主な重賞勝利:
16年ラジオNIKKEI賞(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/11/24(日) 【ジャパンカップ】世界よ、これが日本競馬だ!武豊&ドウデュースが堂々優勝!
- 2024/11/24(日) 【京阪杯】ようやく届いた悲願のタイトル!ビッグシーザーが重賞初制覇
- 2024/11/24(日) 【チャンピオンズC】出走馬格付けバトル!王者レモンポップに忍び寄る伏兵の影
- 2024/11/25(月) 【2歳馬情報】注目の良血馬!リバティアイランドの妹が京都でデビュー!
- 2024/11/23(土) 【京都2歳S】藤田晋オーナー連覇!エリキングが無敗の3連勝で重賞初V
- 2024/11/24(日) 【ジャパンカップ】マイルCSを当てた元ジョッキーが推すのはあのG1馬!
- 2024/11/23(土) 【ジャパンカップ】武豊ドウデュースに球界から強力援軍!業界を超えた「レジェンドタッグ」結成馬券
- 2024/11/22(金) マブダチ戸崎圭太(≧∀≦)!!【高田潤コラム】