トピックスTopics
【プロキオンS】トネール51.1秒で力強く登坂 好時計マークで重賞獲りだ
2016/7/6(水)
6日、プロキオンS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。●前走、かきつばた記念4着のタガノトネール(セン6、栗東・鮫島厩舎)は、助手を背に坂路で4F51.1-37.7-24.7-12.4秒をマーク。全体時計で自己ベストにコンマ3秒迫る好時計で力強く登坂した。
騎乗した野田調教助手は「予定より速くなったけど、全然、無理はしてなかったですから。やればいくらでも時計は出る馬です」と最終追いの内容を高く評価。前走を振り返っては「かきつばた記念は後ろにピッタリ付けられて厳しい展開。うまく番手ぐらいで運べるようなら違うと思います」とコメント。今年のフェブラリーSは6着ながらも見せ場を作る内容で、昨年夏から確実に力をつけてきている。ここで勝利して賞金を加算しておきたいところだ。
●前走、オアシスSで約2年半ぶりに復活勝利を挙げたブライトライン(牡7、栗東・鮫島厩舎)は、坂路で助手を背に4F54.9-39.7-25.8-12.3秒を計時。先週50秒台の好時計をマークしていることもあり前走と比較して控えめな内容だが、良い雰囲気をキープしている。
「先週、速いケイコをやっているので、今朝は上がり重点でやりました。いつもの休み明けはどこかボーっとしてるところがあるけど、今回は気合が乗ってる。いい仕上がりで臨めそうですよ。前走はジョッキーがうまく乗ってくれたし、今回も期待しています」と伊藤調教助手。今年に入って3、3、1着と、かつてG1でも好走を続けていた実力馬が安定感を取り戻しつつある。重賞3勝目に向けて仕上がりは上々だ。
●前走、天保山S6着のキクノストーム(牡7、栗東・吉田厩舎)は、CWで助手が跨がり6F82.9-67.1-52.5-39.1-12.8秒をマーク。終いは強めに追われ、レースに向けて上々のデキだ。
「今週はCWで息を整える程度。いい調整ができました。ここ2戦は59キロもあっていくらか前目での競馬で、力を出し切れていないところもありますからね」と騎乗した高島調教助手は近走について語る。今回のレースについては「斤量も軽くなるし、本来の末脚勝負で臨みます。爆発力はヒケをとらないし、中京は千二でレコード勝ちもある。千四も守備範囲だし、決め手を生かしたいですね」と39戦のキャリアを誇るベテランに期待を寄せる。昨年のカペラSで見せてくれたようにハマった時の末脚は破壊力抜群。前が止まる展開ならこの馬も十分にチャンスありだ。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/21(土) 【阪神カップ】ビッグタイトルへ好発進!ナムラクレアが重賞5勝目を挙げる
- 2024/12/21(土) 【中山大障害】返り咲いた大輪!ニシノデイジーが2年ぶり2度目V
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】逃げ候補は横山典弘ダノンデサイル!「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】3年前は伏兵ズバリ!「世相」を表すグランプリで超ド級の爆穴馬が浮上
- 2024/12/20(金) 明日は中山大障害!!【高田潤コラム】
- 2024/12/20(金) 【有馬記念】レガレイラと自身10年ぶり勝利なるか&ミッキーファイトで名古屋大賞典を制覇!【戸崎圭太コラム】
- 2024/12/20(金) 【有馬記念】昨年も1~3着ズバリ!アンカツが惚れ込む「ドウデュースが出てきても本命」だった1頭
- 2024/12/20(金) 親友との別れ…大号泣の送別会を乗り越え今週末の京都競馬に挑む【永島まなみ騎手コラム】