【小倉記念】ダコール 引き続き快調「もう1つぐらい重賞は何とかしたい」

3日、小倉記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、七夕賞2着のダコール(牡8、栗東・中竹厩舎)は、助手を背に馬なりのまま4F53.3-38.6-25.1-12.8秒で登坂。年齢を感じさせない軽やかなフットワークを見せた。

今年はここまで重賞を4戦して4、2、4、2着と好走。中竹和也調教師は「最近は充実した成績だけど、馬のどこがどうと言うよりは、いい馬場で走れてるのが安定した走りにつながっているんだよ」と謙遜するが、無理なく、ゆったりとしたローテーションも連続好走の大きな要因といっていいだろう。

「そんなにいっぱいに追ってるように見えなかった? 見た目よりしっかりやってるよ。気持ちが抜けないように最後をしっかりとね。うん、動きは良かったよ。今回は相性のいい小倉にもなるしね。もう1つぐらい重賞は何とかしたいな」と、師も厩舎の大黒柱に大きな期待を寄せる。58キロのトップハンデも背負い慣れた斤量で、重賞V2へ陣営のトーンもヒートアップしてきた。