【POG】ヨドノベストら土曜小倉5Rトレセン直送トーク

●8月27日(土) 2回小倉9日目5R 2歳新馬(芝1200m)

スターリングローズ産駒のヨドノベスト(牡2、栗東・松元茂厩舎)は、先週の坂路で51.7秒の好時計をマーク。昨年の北海道オータムセールで334.8万円というお手頃価格で落札されたが、母系にはマリアライト、クリソライト、アロンダイトといった活躍馬が並ぶ良血馬だ。

金折調教助手は「1週前は古馬と併せて坂路で51秒7で動きました。ゲート試験でも数完歩で他の馬より1馬身ほど先に行ってましたからね」とスピードには自信を持っている様子。川須栄彦騎手を背に、7枠12番から初陣に挑む。

3枠3番トーホウシーマ(牡2、栗東・高橋亮厩舎)は、レースでも手綱をとる太宰啓介騎手が熱心に稽古を付け、上々の動きを披露。兄にはオープンで活躍したトーホウチェイサーがいる。

「順調に調教メニューもこなしてきたし、スピード面、攻め時計も出ています。口向きなど若い面もありますが、スムーズに走ってくればそこそこ動けそうですよ」と喜多調教助手も仕上がりには好感触を掴んでいる。

ブルベアボア(牡2、栗東・大橋厩舎)は、先週の本馬場に続いて、今週はCWコースで幸英明騎手を背に6F81秒台の好タイムをマーク。ひと追い毎にスピード感が増してきた。

父は新種牡馬のキングズベストで、圓田調教助手も「順調に乗り込んできたし、いい感じに仕上がってきました。芝向きの軽い走りだし、攻め通りなら楽しみがありそう」と色気たっぷりに話しており、初戦からどんな走りを見せるか注目される。