【セントウルS】1週前 久々ダンスディレクター笹田師「いくらか重たい感じも」

31日、セントウルS(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、シルクロードS1着のダンスディレクター(牡6、栗東・笹田厩舎)は、助手を背に坂路で単走追い。終い一杯に追われて4F52.7-38.3-25.0-12.5秒をマークした。

年明けのシルクロードSで悲願の重賞初制覇。その勢いでG1戦線での活躍も期待されたが、脚元の不安で春の予定を回避。秋に目標を切り換えてここが仕切り直しの一戦となる。笹田和秀調教師は「高松宮記念を目標にしていたが、左前の歩様に違和感があったので無理せずに放牧へ。復帰後はセントウルSからスプリンターズSを目標に調整をしています。順調に乗っていますが、これまでの休養と違って今回は、不安があった中での休み明けになりますからね。今週のケイコを見てもいくらか重たい感じもします」と慎重なコメント。

ポン駆け実績もある馬ではあるが「このひと追いでどこまで素軽さが出てくるか。来週の追い切り次第でしょうね」という言葉通り、最終追い切りの動きが注目される。