【神戸新聞杯】8枠2頭の一騎討ちはダービー2着サトノダイヤモンドに軍配!

サトノダイヤモンド

9月25日(日)、4回阪神6日目11Rで第64回神戸新聞杯(G2)(芝2400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:25.7(良)。

2着にはクビ差で6番人気・ミッキーロケット(牡3、栗東・音無厩舎)、3着には3馬身差で4番人気・レッドエルディスト(牡3、栗東・笹田厩舎)が続いて入線。上位3頭には10月23日に行われる菊花賞の優先出走権が与えられた。

ロードヴァンドールが押してハナへ。マイネルラフレシア、ヒルノマゼラン、アグネスフォルテが好位に続き、サトノダイヤモンドはちょうど中団あたりに陣取る。その前後にはナムラシングン、ミッキーロケットが虎視眈々と構え、レッドエルディスト、エアスピネルの笹田厩舎2頭は後方3~4番手でサトノダイヤモンドより後ろから終い勝負を選択。馬群は縦長に展開する。
3コーナーを迎えると馬群も凝縮。先に動いたナムラシングンをマークしてサトノダイヤモンドも好位へ。直線を向くと楽な手応えでナムラシングンが先頭に立とうとするが、追い出してからの伸びがひと息。満を持してサトノダイヤモンドが先頭に立ち、その内からミッキーロケットが馬体を併せてくるも、1度も前を譲ることなくサトノダイヤモンドがトップでゴール。際どくなった3着争いはレッドエルディストがカフジプリンスの追い上げを封じて3着を守り、菊花賞の優先出走権を獲得した。

勝ったサトノダイヤモンドは、デビューから3連勝できさらぎ賞を制し、皐月賞では1番人気(3着)に支持された世代トップクラスの実力馬。ダービーではマカヒキと壮絶な叩き合いを演じたが2着と涙を呑み、春は無冠に終わった。ダービー馬マカヒキがニエル賞、皐月賞馬ディーマジェスティがセントライト記念と秋初戦をきっちりと勝ったこともあり、ここは断然の1番人気に支持されたが着差以上に強い内容で秋初戦を突破。最後の1冠、悲願のG1制覇へ好スタートを切った。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+宝石名。流星の形から連想」。

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  • サトノダイヤモンド
  • (牡3、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:マルペンサ
  • 母父:Orpen
  • 通算成績:6戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 16年神戸新聞杯(G2)
  • 16年きさらぎ賞(G3)
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド

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