【京都大賞典】一昨年の覇者ラストインパクト「いい雰囲気に仕上がってきた」

ラストインパクト

インから鋭い伸びを見せたラストインパクト

6日、京都大賞典(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

一昨年の覇者で、前走宝塚記念7着のラストインパクト(牡6、栗東・角居厩舎)は、川田将雅騎手が手綱をとりCWコースへ。ゆったりとした入りから直線の脚を確かめる調整だったが、キビキビとしたフットワークで0.2秒追走したハッピーモーメント(古馬準オープン)と鼻面を揃えたところがゴール。6F87.5-69.8-53.9-38.8-12.6秒を馬まりでマークした。

岸本調教助手は「先週末にしっかりと追っているし、けさはジョッキーを乗せてサッとやった程度です。放牧でリフレッシュできているし、ここにむけていい調整ができたし、いい雰囲気に仕上がってきました」と順調な調整に満足顔。2度目のこのレース勝利でG1戦線に弾みを付けたい。

前走、丹頂S2着のタマモベストプレイ(牡6、栗東・南井厩舎)は、助手を背に坂路で単走追い。ゴール前は一杯に追われて4F53.9-39.1-25.3-12.6秒で登坂。前走の好ムードをキープしている。

「後まで集中させるように、きっちり気合をつけてもらいました。馬場を考えたら、時計はこんなモノかな。丹頂Sからの参戦は一昨年(2着)と同じ。状態は前走よりいいし、相手は強いけど、頑張って欲しい」と鶴田厩務員は2年前の再現を期待している。

タマモベストプレイ