トピックスTopics
【秋華賞】ポリトラックで弾けた桜花賞馬ジュエラー「今度は中身が違うはず」
2016/10/12(水)
12日、秋華賞(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。
前走、ローズS11着のジュエラー(牝3、栗東・藤岡健厩舎)は、いつものようにポリトラックでの最終追い切り。助手を背に2歳未勝利のクルークハイトを1秒追走し、終い一杯に追われると鋭い伸びで2馬身先着。5F62.2-48.1-35.2-11.2秒をマークした。
桜花賞以来の実戦となった前走のローズSは、これまでより前のポジションからレースを進めたが、重馬場もあってか直線は見せ場なく後退。初めて連対圏を外す結果となった。ひと叩きされ、本領発揮が期待される今回、変則日程で多くの馬が木曜追いを選択する中、この馬は普段通りの調整。藤岡健一調教師は「水曜追い? いつもレースへ臨むリズムを崩したくなかったんだ」と説明する。
前走は早めの競馬を試み、今回の位置取りが注目されるが、師は「前走時は調教でも少し(ハミを)噛むようなところがあったし、レースでも若干、そういう面があった。競馬を使ったことで、落ち着きが出てきてる。けさも、上がりは相当、速かった。中間はカイバをしっかり食べてくれてるし、今度は中身が違うはず。内回り2000mだから、前回の競馬が生きてくれば。あのぐらいの位置で競馬をしたい」と前走同様、早めの競馬を示唆。正攻法で挑む構えだ。
オークス馬シンハライトが不在で、混戦模様となってきた秋華賞だが、そのオークス馬を桜花賞で破ったのはこの馬。桜花賞後の骨折、トライアルの大敗で窮地に陥ったクラシックホースが最後の一冠で意地を見せるか。リベンジの態勢は十分整っている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/21(土) 【阪神カップ】ビッグタイトルへ好発進!ナムラクレアが重賞5勝目を挙げる
- 2024/12/21(土) 【中山大障害】返り咲いた大輪!ニシノデイジーが2年ぶり2度目V
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】元ジョッキーの注目は伏兵!G1未勝利でも能力はヒケを取らない!?
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】逃げ候補は横山典弘ダノンデサイル!「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】3年前は伏兵ズバリ!「世相」を表すグランプリで超ド級の爆穴馬が浮上
- 2024/12/20(金) 明日は中山大障害!!【高田潤コラム】
- 2024/12/20(金) 【有馬記念】レガレイラと自身10年ぶり勝利なるか&ミッキーファイトで名古屋大賞典を制覇!【戸崎圭太コラム】
- 2024/12/20(金) 【有馬記念】昨年も1~3着ズバリ!アンカツが惚れ込む「ドウデュースが出てきても本命」だった1頭