【POG】3頭の激しい叩き合いをエバープリンセスが制してデビューV!…東京新馬

エバープリンセス

10月16日(日)、4回東京5日目4Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の1番人気・エバープリンセス(牝2、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.2(良)。

2着にはクビ差で8番人気・アサギリジョー(牡2、美浦・相沢厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・アラハバード(牡2、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

本馬場入場の際にミカードが放馬、馬体に異常はなくそのまま出走したものの、L.オールプレス騎手が負傷。中谷雄太騎手に乗り替わっての発走となった。マーベルが好発切ってハナに行く気を見せるが、チョコマウンテンが外からスッと動いて先頭へ。アラハバードが好位3番手につけ、ストロボスコープ、エバープリンセスは中団馬群で脚をタメる。先頭からシンガリまで7~8馬身の一団、1000mの通過が65秒5のスローペースでレースは流れ最後の直線へ。

各馬が横一杯になっての叩き合い。チョコマウンテンが粘り込むが間からアラハバード、ストロボスコープ、アサギリジョーが追いすがる。大外から伸びてくるのがエバープリンセスで、前を一気に捕らえにかかる。前は3頭の叩き合い。内アラハバード、中アサギリジョー、外エバープリンセス。ゴール板まで激しい叩き合いとなったが、最後にグイッと前に出たエバープリンセスが2頭を封じてデビュー勝ちを飾った。

勝ったエバープリンセスは近親に宝塚記念など重賞5勝を挙げたメイショウドトウがいる血統で、母プリンセスルシータも現役時代には5勝を挙げるなど活躍。15年セレクトセール1歳セッションにて3348万円で落札された。ハービンジャー産駒はこの世代、8頭目の勝ち上がりとなり、サトノアリシアがコスモス賞を勝利するなどの活躍を見せている。
馬主は宇田豊氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+王女、母名の一部」。

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  • エバープリンセス
  • (牝2、美浦・久保田厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:プリンセスルシータ
  • 母父:サンデーサイレンス
エバープリンセス
エバープリンセス

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