【武蔵野S】ジェベルムーサ 立て直して好ムード「態勢は整った」

ジェベルムーサ

併せ馬の手前がジュベルムーサ

9日、武蔵野S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、エルムS7着のジェベルムーサ(牡6、美浦・大竹厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3-52.0-38.1-13.4秒をマークした。

【大竹正博調教師のコメント】
「今週の追い切りは、前に目標がなく自ら先導した分最後は交わされてしまいましたが、先週と比べて重苦しさが抜けていますし明らかに良くなっています。週末の坂路でも手応えバツグンの動きでしたし、態勢は整っています。久々のマイル戦で、どこまでついていけるかがカギになりますね。雨が残って軽い馬場になると前残りが心配ですが、この馬自身は軽い馬場は合いますよ」

前走、麦秋S1着のソルティコメント(牡4、美浦・藤沢和厩舎)は、五十嵐雄祐騎手を背に(レースでは内田博幸騎手が騎乗予定)坂路コースで追われ、4F55.5-40.4-26.0-12.6秒をマークした。

【津曲助手のコメント】
「春の3連勝は内容も良かったですね。馬が力を付けていると思います。夏場は休みを挟んで充電して、ここを目標にしっかり乗り込んできました。目立つ時計は出していませんが、早目に入厩させて調整を進めてきましたし態勢十分です。重賞でメンバーは強くなりますけど、このコース条件は得意ですし終いは確実に伸びてきますからね。チャンスはあると思っています」