スワンS勝ちのサトノアラジンは1枠2番からのスタート

11月20日(日)、5回京都6日目11Rに行われる、第33回マイルチャンピオンシップ(G1)(3歳上 混合 国際 指定 定量 芝1600ｍ)の枠順が確定した。

ステップレースのスワンSを差し切ったサトノアラジン(牡5、栗東・池江寿厩舎)は1枠2番に入った。今年の京王杯SCでついに重賞初制覇。安田記念はスローペースに泣き4着に敗れたが、32秒台の末脚は現役屈指の破壊力がある。淀の外回りマイルでその豪脚を発揮することができれば、G1の栄冠が見えてくる。

富士Sを2着し復調気配のあるイスラボニータ(牡5、美浦・栗田博厩舎)は4枠8番にゲートイン。一昨年の皐月賞馬だが、セントライト記念を勝利して以降、善戦止まりのレースが続いているものの、昨年はスタートで出遅れながらも懸命に追い込んで3着に入った。平坦のマイル戦で条件はベスト。クラシック一冠目を制した「最も速い馬」の復活に期待。

重賞連勝中のヤングマンパワー(牡4、美浦・手塚厩舎)は3枠5番からの競馬となった。準オープンの多摩川Sを58キロの斤量を背負って快勝すると、そこから関屋記念、富士Sとマイル重賞を2連勝。勢いならこの馬が一番だ。4連勝で一気にマイル王の座につくか、初コンビのバルザローナ騎手の手腕にも注目。

ミッキーアイル(牡5、栗東・音無厩舎)は8枠16番からレースに挑む。NHKマイルCを制しているが、古馬になってからは1400ｍ以下の距離を中心に使われており、マイル戦は昨年の安田記念以来。今年に入ってから阪急杯を勝利し、高松宮記念、スプリンターズSで連続2着とG1勝利まであと一歩。香港スプリント以来となる浜中俊騎手を背に頂点を目指す。

古馬相手に京成杯AHを制し、16年ぶりに3歳での戴冠を狙うロードクエスト(牡3、美浦・小島茂厩舎)は2枠4番、このレース2年連続2着の古豪・フィエロ(牡7、栗東・藤原英厩舎)は4枠7番、札幌記念でモーリスを破ったネオリアリズム(牡5、美浦・堀厩舎)は7枠15番に入った。

どの馬が一番人気になるのか見当もつかない大混戦模様。次代のマイル王に輝くのは、果たして。発走は15時40分。馬券は19日(土)よリ全国のウインズ・競馬場にて発売される。枠順は以下の通り。

※枠－馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1－1 ディサイファ 57
(牡7、美浦・小島太、武豊)

1－2 サトノアラジン 57
(牡5、栗東・池江寿、川田)

2－3 スノードラゴン 57
(牡8、美浦・高木登、大野)

2－4 ロードクエスト 56
(牡3、美浦・小島茂、池添)

3－5 ヤングマンパワー 57
(牡4、美浦・手塚、M.バルザローナ)

3－6 ダノンシャーク 57
(牡8、栗東・大久龍、松山)

4－7 フィエロ 57
(牡7、栗東・藤原英、戸崎圭)

4－8 イスラボニータ 57
(牡5、美浦・栗田博、C.ルメール)

5－9 サトノルパン 57
(牡5、栗東・村山、M.デムーロ)

5－10 マジックタイム 55
(牝5、美浦・中川、A.シュタルケ)

6－11 テイエムタイホー 57
(牡7、栗東・鈴木孝、幸)

6－12 ウインプリメーラ 55
(牝6、栗東・大久龍、A.アッゼニ)

7－13 ダコール 57
(牡8、栗東・中竹、小牧太)

7－14 クラレント 57
(牡7、栗東・橋口慎、岩田康)

7－15 ネオリアリズム 57
(牡5、美浦・堀、R.ムーア)

8－16 ミッキーアイル 57
(牡5、栗東・音無、浜中)

8－17 ガリバルディ 57
(牡5、栗東・藤原英、福永)

8－18 サンライズメジャー 57
(牡7、栗東・浜田多、四位)

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