【東スポ杯2歳S】ブレスジャーニーが鋭い切れ味で差し切って重賞連勝!

ブレスジャーニー

11月19日(土)、5回東京5日目11Rで第21回東京スポーツ杯2歳S(G3)(芝1800m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の2番人気・ブレスジャーニー(牡2、美浦・本間厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.3(稍重)。

2着にはクビ差で4番人気・スワーヴリチャード(牡2、栗東・庄野厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・ムーヴザワールド(牡2、栗東・石坂厩舎)が続いて入線した。

スワーヴリチャードがやや立ち遅れ。前はマイネルエパティカ、トラストの2頭が後続を引き離して先行。中団にブレスジャーニー、ムーヴザワールド、スワーヴリチャード。最後方からキングズラッシュと人気上位は揃って後方からの競馬。かなり縦長の展開でレースは進み、バラバラの隊列で直線へ向く。

トラストが直線半ばで先頭に立つが、やや苦しくなって外へふらつく。残り300mでスワーヴリチャードが一気に伸びてくる。先頭に立つ勢いだが、その間を突いてムーヴザワールド、更に大外からはブレスジャーニーが差を詰める。ゴール前は3頭が横並びの大混戦となったが、一番外に持ち出したブレスジャーニーが内の2頭をゴール寸前で交わし、前走に続いてのVゴールを決めた。

勝ったブレスジャーニーはデビュー戦をメンバー最速の上がりで3着すると、2戦目の未勝利戦を2馬身半差で勝利。前走のサウジアラビアロイヤルCは中団で脚を溜めると、ただ1頭上がり33秒台の末脚を使って先行馬を抜き去り、重賞初制覇。3連勝で2つ目の重賞タイトルを手中に収め、暮れの朝日杯FS、ひいては来春のクラシックが楽しみになる勝利となった。
馬主は島川隆哉氏、生産者は新冠町の競優牧場。馬名の意味由来は「旅を祝福する」。

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  • ブレスジャーニー
  • (牡2、美浦・本間厩舎)
  • 父:バトルプラン
  • 母:エルフィンパーク
  • 母父:タニノギムレット
  • 通算成績:4戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 16年東スポ杯2歳S(G3)
  • 16年サウジアラビアRC(G3)

ブレスジャーニー
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