【中山記念】昨年2着アンビシャスは予定通り「去年と比べても遜色ない」

22日、中山記念(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年の同レースでドゥラメンテのクビ差2着だったアンビシャス(牡5、栗東・音無厩舎)は、重馬場の坂路で助手を背に、オープンクラスのグレナディアーズと併せて4F52.3-38.3-24.8-12.7秒をマーク。共に一杯に追われて、最後はアタマ差で先着を果たした。

昨年同様の天皇賞(秋)以来となる臨戦過程について音無秀孝調教師は「2週続けて併せ馬でしっかりと追いました。まだ本番はここじゃないし、今回は中山遠征もあるから、いくらかゆとりを持たせた仕上げです。でも、先週より体つき、動きともに良くなってきてますよ。去年と比べても遜色ないですよ」と予定通りの調整に納得の様子。

G1昇格前の大阪杯(G2)では、テン乗りとなった横山典騎手が馬のリズムを優先して先行策を展開、並み居るG1馬達を押さえて勝利した。秋にも毎日王冠2着、天皇賞(秋)4着と現役屈指の能力を見せ続けてきた。目前とも言えるG1制覇に向けて好スタートを切りたいところだ。

アンビシャス