【阪急杯】末脚勝負ヒルノデイバロー「ようやく形になってきた」

22日、阪急杯(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、シルクロードS4着のヒルノデイバロー(牡6、栗東・昆厩舎)は、助手を背に坂路で終い一杯に追われて4F52.2-37.4-24.0-12.0秒をマーク。ラスト2Fのラップが示す通り、ゴールまで素軽いフットワークがひと際目を引いた。

この動きに昆貢調教師も「追い切りはやればいくらでも動く。ただ、コンスタントに使ってるし、やりすぎないように追ってもらいました。動きはいいですね。前走は前が残る展開でも最後はいい脚で伸びてきてました。芝へ転向して1年経ちましたが、ようやく形になってきました。千四の方がよりレースはしやすいと思います」と手応え十分のコメント。

重賞では前走の4着が最高着順となっているが、オープン昇級後の7戦はいずれも勝ち馬とは1秒差以内。着順はひと息だが、その中には高松宮記念や京王杯SC、阪神カップといったレベルの高いレースが含まれている。メンバー的にもここは大きなチャンスといっていいだろう。