【阪神大賞典】1週前 サトノダイヤモンド「来週やればちょうどよくなる」

サトノダイヤモンド

9日、阪神大賞典(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、有馬記念1着のサトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江寿厩舎)は、助手を背に古馬オープンのトーセンレーヴとCWコースで7F追い。直線ではアッという間にパートナーを突き放して7F98.6-82.0-67.0-52.4-38.6-11.3秒をマーク。レース1週前にして早くも圧巻のパフォーマンスを見せ付けた。

池江泰寿調教師は「1週前なんで、しっかりと負荷をかけてやりました。ひと追いごとに動きも良くなってきている。帰厩当初は530キロぐらいあったけど、それも徐々に絞れてきてる。来週やればちょうどよくなるし、態勢も整います。折り合い面に心配もないし、距離の心配もいらないでしょう。サトノダイヤモンドの力を発揮してくれれば、と思います」と余裕の笑みを浮かべる。

昨春は皐月賞3着、ダービーはハナ差の2着と涙を呑んだが、夏を越えて神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念と3連勝。ダービー馬マカヒキを抑えて堂々とJRA賞最優秀3歳牡馬に輝いた。秋には凱旋門賞挑戦も視野に入っており、ここはもちろん通過点としたい一戦。レースでも圧巻のパフォーマンスを期待したい。