【桜花賞】リスグラシュー矢作師「どんな競馬でも出来る自在性がある」

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提供：重賞トレンドジャッジ
リスグラシュー

5日、桜花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、リスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)を管理する矢作芳人調教師の一問一答は以下の通り。

●ひと叩きされて一変ムード

－：まずは前走、休み明け、年明け初戦のチューリップ賞は3着でしたが、矢作調教師からご覧になっていかがでしたか？

矢作芳人調教師：正直、レース内容は物足りなかったですね。ただ、仕上げも正直、桜花賞、オークスと続くということで、繊細な牝馬なので仕上げもそれなりだったかなと感じています。

－：そこから今回、本番に向けて、中間の気配、具合というのはどうでしょうか？

矢：良くなっていますよ。明らかに1回叩いて上昇していると思います。

－：先週の1週前追い切りで武豊騎手が騎乗して好タイムが出ていましたが、そのあたり、武豊騎手とコンタクトはどういったふうに取られたのでしょうか？

矢：「大丈夫、変わっている」と言ってくれました。

－：改めて矢作調教師が見て、G1・2着もあります。アルテミスSも強い競馬がありました。このリスグラシューの魅力、強味はどういったところでしょう？

矢：ここのところ後方からの競馬が多くなっているのですが、どんな競馬でも出来る自在性がありますし、折り合いにも難がないこと。それと切れ味ですね。

－：3歳牝馬はソウルスターリングをはじめ、非常に強い馬が揃っていますけども、そのあたりというのはいかがでしょう？

矢：相手のことは気にしても仕方がないので、自分の馬をベストに仕上げるだけだと思っていますけども、今回は先にオークスがあるとか考えず、ここが本番なので、目一杯仕上げたつもりです。

●調教に跨がった愛弟子にも合格点

－：今週も坂路で追い切られて、仕上がり具合はご覧になっていかがでしたか？

矢：今日の調教は所属の坂井瑠星が乗ったのですが、珍しく指示通り、いい調教が出来たと思います。

－：阪神競馬場では千八でレコードも出していますが、阪神外回りコースのマイル戦というのはリスグラシューにとって改めてどういった舞台設定でしょうか？

矢：距離は合った方がいいタイプだと思います。でもアルテミスS、阪神JFを見ても分かるとおり、マイルでも十分適応出来る馬だと思っています。

－：今回は本当に強い馬が揃って、ファンの方も楽しみにしている桜花賞だと思います。それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

矢：天気が心配ですが、週末はちょうど桜も見頃かと思いますし、本当に素晴らしい乙女達が集うレースなのでぜひ競馬場でリスグラシューの応援をしていただきたいと思います。