【マイラーズC】馬群を割って皐月賞馬イスラボニータが2年7カ月ぶりの復活V!

イスラボニータ

4月23日(日)、3回京都2日目11Rで第48回マイラーズC(G2)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.2(良)。

2着には半馬身差で1番人気・エアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)、3着には3/4馬身差で7番人気・ヤングマンパワー(牡5、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

どの馬も積極的に行こうとしない中、押し出されるようにサンライズメジャーがハナを切る。エアスピネルは好位の5番手、それを見るようにブラックスピネル、イスラボニータが中団を追走。先頭から最後方まで10馬身ほどの間隔で坂の下りへ。
10頭を引き連れてサンライズメジャーが直線へ向くと、ヤングマンパワーが早めに交わしにかかる。その外からエアスピネルも猛追。更に2頭の狭い間をイスラボニータが割って3頭の叩き合い。最後はイスラボニータが半馬身抜け出して5つ目の重賞勝ちを決めた。

勝ったイスラボニータは、2014年の皐月賞馬で、同年のセントライト記念以来となる2年7カ月ぶりの勝利。その間、G1で2着が1回、3着が3回と勝利にあと一歩のレースが何度もあったが、G1ウイナーとなったこの季節に待望の復活劇。2つ目のG1獲りへ向けて2017年初戦を最高の形でクリアした。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は浦河町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「美しい島(西)」。

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  • イスラボニータ
  • (牡6、美浦・栗田博厩舎)
  • 父:フジキセキ
  • 母:イスラコジーン
  • 母父:Cozzene
  • 通算成績:21戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 14年皐月賞(G1)
  • 17年マイラーズC(G2)
  • 14年セントライト記念(G2)
  • 14年共同通信杯(G3)
  • 13年東スポ杯2歳S(G3)

イスラボニータ
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