【NHKマイルC】黄金タッグ ジョーストリクトリ清水久師「そこはいい流れがある」

2017/5/3(水) 

【フェブラリーＳ】馬もジョッキーもトップは不在！混戦攻略のカギはまさかの”芝”！？

提供：重賞トレンドジャッジ

3日、NHKマイルC(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、ジョーストリクトリ(牡3、栗東・清水久厩舎)を管理する清水久詞調教師の一問一答は以下の通り。

●思い描いた競馬でトライアルを勝利

－：まずは前走の話からうかがいますが、ニュージーランドT快勝でした。振り返っていかがでしょうか？

清水久詞調教師：ありがとうございます。期待以上というか、予想以上の走りでよく頑張ってくれました。

－：レースぶり、位置取り、そういうものを含めた評価はいかがですか？

清：枠順もいいところに入ったなと思いましたので、こういう競馬をしてほしいなという競馬を、前々で、内々で、いいところで競馬をしてくれましたし、馬場も(前走のような)ああいう馬場は気にしないですし、最後も内が開いて、理想どおりというか、思い描いたような競馬で上手に乗ってくれましたね。

－：G1に向けて相当な弾みになったかと思います。

清：そうですね。トライアルですし、いい弾みというか、馬の方も状態がいいですので、期待したいと思います。

－：前走から中3週開きました。この間の調整はいかがでしたか？

清：競馬のダメージもそれほど大きくなくて、すぐに疲れも取れましたので、何事もなく順調に進められていますね。

－：調教過程もうかがいますが、まずは1週前追い切りから振り返って下さい。

清：使い込んできていますので、それほどビシッとやる必要もありませんので、併せ馬で終いを重点に置いていい動きでした。

－：それを受けての今日のウッドチップでの追い切りですが？

清：今日もいい動きだったと思います。他の厩舎の馬と併せ馬みたいな形になりましたけども、終いの時計も良かったですし、順調に来ています。

－：7戦目で重賞制覇。この馬の成長してきたところはどこでしょうか？

清：まだまだ成長はこれからだと思うのですが、元々デビュー前から操縦性もいいですし、性格も素直なところを見せていましたので、デビュー戦から期待はしていました。これからもっともっと順調に成長してくれればなと思います。

●先週に続いて武豊騎手とのタッグで挑む大一番

－：今回の舞台は東京ですが、デビューから3戦東京で走っています。東京のマイルはどうでしょう？

清：全く問題ないと思います。競馬場も輸送も経験していますし、1600も特に心配は無いですね。

－：ポジションですとか、理想のレース運びは？

清：ゲートも上手ですし、スピードもありますので、その辺は全てジョッキーに任せます。

－：そのジョッキーは武豊騎手ですが、レースについてのお話はされましたでしょうか？

清：何もしていないです。

－：まさにお任せすると？

清：そうですね。

－：血統的な面でいうとお父さんのジョーカプチーノはNHKマイルCを勝っていますが、血統的に色濃く出ている、受け継いでいる部分はどこでしょうか？

清：恵まれた馬格もありますし、スピードもありますので、そういうところはしっかりと受け継いでいると思います。

－：メンバー的なところでいうと、この馬がトライアルで唯一の勝ち馬となるのですが、この点で自信を持って臨めるところがあるのではないでしょうか？

清：トライアルを勝ちましたし、馬の方も状態がいいですので、自信を持っていきたいと思います。

－：ファルコンSの勝ち馬、ニュージーランドT2着馬が回避ということで混戦ムードが漂っているのですが、相手関係はどうでしょうか？

清：特には…。いつもですが、考えないようにしています。

－：やはり清水調教師、武豊騎手のタッグというと先週のことを皆さん思い浮かべると思うのですが、期待も高まるところです。どうでしょうか？

清：僕もそこはいい流れがあると思いますので、ユタカさんとも重賞では結果が良く出ていますので、その辺はいい材料かなと思っています。

－：ではファンにメッセージをお願いします。

清：トライアルを勝たせていただいて、いい状態で挑めると思いますので、応援よろしくお願いします。