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【日本ダービー】1勝馬でも侮れないベストアプローチ「枠順、展開ひとつ」
2017/5/24(水)
24日、日本ダービー(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。
●前走、青葉賞2着のベストアプローチ(牡3、栗東・藤原英厩舎)は、CWコースで終い重点の調整。古馬1000万のフランドルを1.3秒追走し、直線で鞍上がグッと気合を付けるとアッという間に交わし去って0.8秒先着。5F64.1-50.4-37.2-12.0秒を叩き出した。
騎乗した岩田康誠騎手は「土曜(20日)に跨った時より反応が良かった。いい負荷がかけられたと思います。前走、同じ条件でいいレースができたし、今回も枠順、展開ひとつだと思います」と順調さをアピール。勝鞍は新馬戦の1勝のみだが、前走の青葉賞2着のほか、弥生賞、京都2歳Sでも差のない競馬をしていて素質は相当なもの。79代のダービージョッキーが虎視眈々と一発を狙っている。
●前走、NHKマイルC8着のトラスト(牡3、栗東・中村厩舎)は、助手を背にCWコースを単走で終い一杯に追われて6F83.8-68.1-53.1-39.0-11.8秒をマーク。上がり重点とはいえ、軽いフットワークでデキ落ちは感じられない。
長谷川調教助手は「結構、数を使っていますからね。上がりをサッと伸ばしただけですが、動きは悪くなかったですよ。2400mでどういったレースになるか。大分、精神的にも大人になっているし、ガーッと掛かっていくこともないと思いますよ。うまく立ち回って頑張って欲しいですね」と大一番での反撃に期待を寄せる。
●前走、NHKマイルC12着のジョーストリクトリ(牡3、栗東・清水久厩舎)は、黒岩悠騎手(レースでは内田博幸騎手が騎乗予定)を背にCWコースへ。3歳500万のナンヨーマーズの内を0.5秒追走し、馬なりのままスッと脚を伸ばして同入フィニッシュ。6F82.5-66.8-52.6-38.9-12.1秒を計時した。
「前走後に多少の疲れはありましたが、楽をさせて元気も戻っています。いい活気もありますし、追い切りの動きも良かったですよ。折り合いのつく馬だし、2400mでも対応はできると思います」と騎乗した黒岩騎手は状態面に太鼓判を押す。意外性を秘めたジョーカプチーノ産駒が大舞台でアッと言わせることが出来るか楽しみだ。
●前走、皐月賞16着のマイスタイル(牡3、栗東・昆厩舎)は、西谷誠騎手(レースでは横山典弘騎手が騎乗予定)が騎乗し、3歳未勝利のキタサンワークとCWコースで併せ馬。0.7秒先行させたパートナーを馬なりのまま捕らえるとゴールでは2馬身差を付けてゴール。前半ペースが緩かった分、タイムは6F86.9-69.8-54.3-39.8-11.8秒と目立たないが、ラストの1Fは12秒を切るラップで最終追い切りを終えた。
追い切りを届けた昆貢調教師は「先週にはノリちゃん(横山典騎手)に乗ってもらって負荷をかけてるし、今週はサッと馬なりで。これで十分でしょう。前走は後方から後方のまま。大きなことも言えないけど、ある程度、前めにつけて運びたい。弥生賞みたいな形でもいいかな」と積極策で弥生賞の再現を目論む。
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